大谷寺・大谷磨崖仏・大谷平和観音 | 戦車兵のブログ

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日光から宇都宮へ、大谷寺というお寺へ向う。



友人が行きたいというので行ったが、私は全く予備知識もなく大谷平和観音の画像くらいだった。




しかし、北海道では見られないくらい歴史のあるお寺であった。



真っ赤な門。




古いお寺が有名なのか?最初そう思った。




ここは「大谷磨崖仏」という磨崖仏が有名なのである。




千手観音像、伝釈迦三尊像、伝薬師三尊像、伝阿弥陀三尊像の4組10体の石心塑像が4区に分かれて彫出されている。




このうち千手観音像は、現在大谷寺の本尊である。





大谷磨崖仏は大分県臼杵市の臼杵磨崖仏と並んで学術的に非常に価値の高い石仏とされ、1926年(大正15年)2月24日に国の特別史跡に指定され、1961年(昭和36年)6月30日には「彫刻」として国の重要文化財に指定されている。





画像は撮影禁止なのでありません。





大谷磨崖仏の造立時期は、史料がなく判然としないが、千手観音像と伝薬師三尊像がもっとも古く、伝釈迦三尊像がこれに次ぎ、伝阿弥陀三尊像がもっとも遅れての造立といわれ、平安時代中期から鎌倉時代にかけての制作と推定される。




造立当時は金箔と彩色が施された煌びやかな像であったと推定されており、その後覆っていた漆や粘土が剥離した部分も多いが、保存状態は比較的良好である。




北海道に住んでいると、日光東照宮や輪王寺、大谷寺のような歴史のある古寺は少なく、心が洗われるようだね。




あっちこっち観光地へ行くと支那人ばかりだったけれど、日光のような宗教的なところさえ支那人が大挙して押し寄せているが、ここでは支那人がいなかったのにはほっとする。






しかし、疑問が・・・・。




お寺に徳川の葵の御紋があったのだが・・・。





何か縁の地なのだろうか?




しかし、この日は暑かった。




いろいろ見学し参拝し、今回の旅行は靖国神社の昇殿参拝に始まり、輪王寺や大谷寺などあっちこっちで手を合わせる旅だった。





近くの平和観音へ行く、暑くて眩暈が・・・・。




なんでこんなにここだけ暑いのか・・・・。





大谷平和観音は、大東亜戦争の戦死者を追悼するため、終戦後間もない昭和23年(1948年)から6年かけて大谷石採石場跡の凝灰岩層壁面に総手彫りで彫られた像高88尺8寸8分(26.93メートル)、胴回り20メートルの石造観音菩薩立像である。




竣工は昭和29年(1954年)、開眼は昭和31年(1956年)5月4日。




飛田朝次郎が製作した。





なお、近隣にある大谷寺との直接的な関係はない。





また、「大谷観音」の呼び名は大谷寺の大谷磨崖仏を指す。





とても大きな観音様。


戦没者の慰霊のために建立された。



近くに慰霊碑がありお参りした。




その後近くの売店でソフトクリームを食べで涼みました。




宇都宮へ行った折には大谷寺と大谷平和観音へ行くのもいいかもね。