「憲法に守られた平和」という幻想 | 戦車兵のブログ

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元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
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予備自衛官補出身の予備自衛官葛城奈海さんが書いた話を読んでいろいろ考えた。


私が入隊した頃は自衛隊に入隊する者は異質な人のように思われたらしく、東京に住んでいた頃「なんで自衛隊に入ったの?」とよく聴かれた。



「そんなの珍しいことじゃないですよ?逆になんであなたはその仕事に就きましたか?ってゆうくらい普通ですよ」と答えたが、どうも自衛隊というのは東京では身近ではなく遠くの誰かが入るものらしいとその時に感じた。



左巻きの多いところでは政治思想的なことを考えるらしく、自衛隊への入隊は「いけない」ことらしい。



しかし、左翼が政権をとったらそのいけない自衛隊をフル活用したし頼りにしていたのも事実だ。


以下産経ニュースより転載








 『自衛隊・防衛問題に関する世論調査』(今年1月内閣府)をめくっていて、「もし日本が外国から侵略された場合は?」というページではたと手が止まった。


「一切抵抗しない(侵略した外国の指示に服従し、協力する)」が、5・1%もいるではないか!





想像力の欠如もここまで来ると恐ろしい。


奴隷でもいいというなら、その尊厳のなさにがくぜんとするが、おそらくは意識下に無抵抗なら命は保証されるという子供じみた甘えがあるのではないか。




しかし、強制収容、拷問、虐殺…そうした戦慄すべき事実は、今この瞬間も世界各地で繰り返されている。


「一切抵抗しない」方には、自分や自分の大切な存在ののど元に刃(やいば)が迫る場面を真摯(しんし)に想像していただきたいと切に思う。


 


 回答を男女別で見ると、女性は6・6%と男性3・3%の倍であった。

これで思い出したのが、自衛官募集担当者の「安保法制論議の影響で、志願者が激減している」という言葉だ。

母親たちが「危ないから」と止めるらしい。



 国会での自衛官の危険が増す云々(うんぬん)の議論も、むなしさを禁じ得ない。


そもそも事に臨んでは危険を顧みず国民を守ると宣誓しているのが自衛官だ。

だからこそ尊いのだ。より重く論じられるべきはむしろ国民の安全であるはずだ。

 多くの国民が長く「憲法に守られた平和」という幻想に陥ってきた中、その欺瞞(ぎまん)を骨身にしみて感じてきたのが拉致被害者のご家族であろう。



 予備役ブルーリボンの会が先般開催したシンポジウム「拉致被害者救出と自衛隊」で、あるご家族が「自衛隊が動くことで隊員さんの命がかかると思うと申し訳ない。



その一方で、一国民としては『平和』な日本で拉致がまかり通るのはなぜと感じる」と思いを吐露された。



これに対し荒谷卓(あらや・たかし)・元陸自特殊作戦群長は「1人助けるのに仮に自衛官10人が死んだ

としても、それは作戦と技量が未熟なだけなので、気にされないように」と答えた。




また、アンケートには、自衛官の妻から「お役に立てるなら、家族は喜んで送り出します」ともあった。



前述の無抵抗派や母親らに聞かせたい。



【プロフィル】葛城奈海



 かつらぎ・なみ やおよろずの森代表、キャスター、俳優。



昭和45年東京都出身。東京大農学部卒。TVドラマなどに出演。自然環境問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会広報部会長、林政審議会委員。近著(共著)に『国防女子が行く』(ビジネス社)。




(産経ニュース)



左翼的思考だと「戦争法案」というネーミングになり「徴兵制」になるという全く議論にすらなっていない話でマスコミも煽る。




そして、安全な公務員なら自衛隊はいいけれど、「危ない」から入隊したらダメと親が止める。




少子化だからね、自衛官になるのは難関なコースもあるけれど入隊しようと思えば入隊できるかも知れないくらい志願者が減るならば『徴兵制』って必要になるかもね。




ただ、自分の国を守るのは外国人じゃない、日本は日本人じゃないと守れないし自衛隊への入隊は日本国籍を有する日本人だけで、その辺の審査もある。





在日だったり帰化した元在日も入隊は無理だろう、自衛隊は日本人しか入隊できない組織だからね。





日本を守るのは自分以外の誰かで、自衛隊だけが守るものだと思っている輩が本当に多い。



口だけは御立派な御高説をたれていても決して自分では汗も血も流すことなく偉そうなことを述べ国防を語る。




葛城奈海さんのように予備自衛官補になって予備自衛官になる方法だってある。




まぁ現役自衛官の訓練と比べたら遊んでる程度にしても、国が危機にさらされた時に銃を執って戦うことはできるからね。




こういう時ほど若者が率先して自衛隊に入隊するなり志願するようにならなければいけない。




そういう努力が政府には必要だと思う。




若者で国のために何かしようと思うならならネットで「自衛隊がー」とか言ってる暇があったら地本に行って志願票を貰って来て試験勉強しろって思うね。




デモや選挙活動が国のためって思っている輩も多いが、国を守るというのはどれだけ汗と血を流すかだよ。