ウィリアム・チャイルズ・ウェストモーランド米陸軍大将 | 戦車兵のブログ

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ウィリアム・チャイルズ・ウェストモーランド(William Childs Westmoreland, 1914年3月26日 – 2005年7月18日)は、アメリカ合衆国陸軍の軍人。




ベトナム戦争でアメリカ軍の指揮を執り、1968年から1972年までアメリカ陸軍参謀総長を務めた。



最終階級は大将。



サウスカロライナ州スパータンバーグ郡生まれ。



1932年ウェスト・ポイント陸軍士官学校に入学して優秀な成績をおさめ、1936年に卒業後は第二次世界大戦や朝鮮戦争で活躍した。



1964年にベトナム派遣軍司令官となる。



1968年のテト攻勢では敵の攻撃を退けたが、国際的な批判が高まったためにアメリカ軍の更なる戦力増強は制限された。



同年、ウェストモーランドは陸軍参謀総長に就任、1972年に退役するまでその地位にあった。




1974年サウスカロライナ州知事選に立候補したが落選する。



1983年1月にはCBSの報道番組において、戦争中の敵兵力、特に解放戦線の非正規民兵の推定数を大幅に過小評価していた、として元CIA職員や部下の武官らの証言により批判された。



これに対しCBSを名誉毀損で訴え、1984年10月から1985年2月まで法廷で争われたが、のちに和解した。


2005年7月18日サウスカロライナ州チャールストンで死去。


91歳だった。