精鋭の西普連の訓練はかなりハードだというのは訓練を見てもよく解る。
離島防衛の緊張感とともに激しい訓練を行っている。
以下産経ニュースより転載
離島防衛の専門部隊である西部方面普通科連隊(西普連)は16日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地で、偵察用ゴムボートを使った上陸作戦などの訓練を報道陣に公開した。
西普連は、米海兵隊をモデルに平成14年に創設された。平成30年度までに発足する陸自水陸機動団の中核となる。
この日の公開訓練には、西普連約700人の隊員のうち、約40人が参加し、島への上陸や、島からの離脱訓練を実施した。
隊員は基地内の海岸で8人乗りのボートに分乗。約500メートル沖から海岸までボートで近づくと、隊員は海に飛び込み、再びボートに乗り込む訓練を何度も繰り返した。
訓練公開に先立ち、西普連の後藤義之連隊長(46)は「(離島防衛・奪還など)水陸両用の作戦は非常に複雑で、すべてが海自、空自との統合作戦になる。
陸海空で情報を共有し、柔軟に対応できるような人材の育成を急がなければならない」と述べた。
訓練は17日も公開される。
西普連は今年2月に、米カリフォルニア州で米海兵隊と共同訓練を実施した。
現在はオーストラリアで実施中の米豪合同軍事演習にも参加し、隊員の練度向上に努めている。
(産経ニュース)
こういう激しく厳しい訓練で培われた精鋭は、有事の際に厳しい状況下で戦いを強いられる。
しかし、彼等に代わる部隊が無いことを考えると虎の子の精鋭部隊である。
彼等を失えば新たなる精鋭を教育し訓練し一人前になるまで数年はかかる。
有事になったら新たなる隊員を教育するのも育成するのもきっと時間も余裕もないだろう。
つまり彼等に代わる精鋭部隊はないってことは、島嶼防衛の要であり大事な部隊であり隊員だということだ。