もう随分前になるが苫小牧港に海上自衛隊の掃海母艦が来て、機雷処理のダイバーからお話を伺ったことがある。
胸の賞詞の多さに驚いた。
以下産経ニュースより転載
硫黄島での機雷掃海訓練は昭和47年からほぼ毎年続いているが、「公開された例は過去にほとんどない」(海自関係者)という。
硫黄島への立ち入り規制は厳格で、先の大戦の遺族さえ簡単に訪問することはできないからだ。
今回訓練を公開した理由を、防衛省幹部は「政府として海自の機雷掃海能力の高さとその必要性を国民にアピールし、理解を得たいという狙いがあった」と明かす。
実際、海自の機雷掃海能力は世界でも屈指のレベルにあるといわれる。
今回訓練を公開した理由を、防衛省幹部は「政府として海自の機雷掃海能力の高さとその必要性を国民にアピールし、理解を得たいという狙いがあった」と明かす。
実際、海自の機雷掃海能力は世界でも屈指のレベルにあるといわれる。
平成3年、海自は湾岸戦争終結後のペルシャ湾に掃海派遣部隊を送り込んだ。
当時はすでに他国海軍が掃海活動を実施中。
後続の海自の掃海部隊には掃海活動が最も難しく、危険な区域が割り当てられた。
過酷な条件にもかかわらず、海自は34個もの機雷を処分。
各国から高い評価を得た。
安倍晋三首相が「日本は高い掃海能力を持っている」と胸を張るゆえんだ。
海自の掃海能力には、歴史的な経緯が深く関係している。
終戦直後、日本の周辺海域は旧日本軍が防御のために敷設した機雷5万5千個と、米軍が対日飢餓作戦としてまいた機雷1万2千個とで埋め尽くされていた。
これを取り除くため、昭和60年まで主要航路の掃海活動を重ね、約7千個の機雷を処分した。
この間、79人の殉職者を出している。
現在でも港湾工事前の潜水調査や磁気探査で機雷が発見されることがあり、その都度、海自は処分し続けている。
独立前の1950年には朝鮮戦争が勃発。
日本は掃海艦艇33隻を派遣し、29個の機雷を処分した。
こうした積み重ねが、海自の機雷掃海能力を磨き上げた。
近年ではバーレーン(ペルシャ湾)やハワイ、ニュージーランドなど諸外国で行われる他国との共同訓練にも積極的に参加し、その高い練度を維持している。
(産経ニュース)
機雷の訓練で使う機雷と違って、実戦ではいろんな種類があって口で言うより簡単ではない。
いろんな国のいろんなことに反応し爆発する機雷に触るのは命懸けだからだ。
湾岸戦争後ペルシャ湾へ派遣されたダイバーから聴いた話でも現実に訓練もしたことのない機雷処理は怖かったと。
朝鮮戦争の機雷処理や大戦後の日本近海の機雷の掃海を行って来た実戦で培った能力が今の日本の防衛の一翼を担っている。
竹島の周りに機雷を敷設したら、韓国軍は処理できずに海軍全滅しちゃうかも・・・、なんて思うのは私だけか?
韓国海軍って泳げる兵隊少ないからね、レベルが解る・・・・。