真珠湾で特攻隊遺品展 米戦艦記念館、異例の紹介 | 戦車兵のブログ

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戦艦ミズーリに突入する特攻機の写真は余りにも有名だ。
日本の降伏調印式場となった戦艦としても有名だ。

以下産経ニュースより転載





 第二次大戦末期の1945年、旧日本軍の特攻機が鹿児島県沖で米戦艦ミズーリに突入して70年となった11日、現在は米ハワイの真珠湾で記念館となっている同艦で特攻隊員らの遺書などを紹介する特別展が始まり、多くの隊員が出撃した同県南九州市の霜出勘平市長など日米の関係者が出席して式典が開かれた。



 若い「カミカゼ・パイロット」の生きざまを紹介しようと、戦艦ミズーリ記念館などが南九州市の知覧特攻平和会館から遺品を借り受けた。




海外での展示は異例で、霜出氏は「70年の時を経て、私たちは過去の歴史に向き合う機会を得た。



二度と戦争を繰り返さないことを心から願っている」と語った。



 特攻隊員が家族らに宛てた遺書には英訳が添えられ、隊員の遺影も展示された。



夫が日系というモリーン・シマブクさん(79)は「『敵』という言い方もされるが、戦争ではみんなが犠牲者です」と涙ながらに話した。(共同)



70年も経てば「敵」側の人にも目が向けられるようになる。



特攻隊を「クレージー」と言うばかりじゃなく、どのような思いでどんな人が特攻したのかお互い知るようにならなければいけないのかもね。



我々は特攻のこともそしてかつて「敵」であったアメリカという国もよく知らなければいけないのだと思う。


いい意味でも悪い意味でもね。