八王子に住む茶友から茶会があるという情報をお聞きし、初めて八王子の茶会に参加してきました。
会場は、いちょうホール 八王子市芸術文化会館。
HPで確認すると八畳の広間と四畳半の茶室を備える施設のようです。
今回は、八畳の広間と工作室での立礼と二席がありました。
最初に、裏千家の立礼席に入りました。
この部屋は本来は工作室とのことですが、席主の方の創意工夫で素敵な席になっていました。
市民茶会等では、茶室でないところでお茶会をやることも多いので、
席の設えなど大変参考になりました。
もう一席の方は、八畳の広間で江戸千家の席でした。
飛び入り(当日券)での参加だったので、係の方には席に余裕があれば案内しますという感じで待たされていたにも関わらず、なぜか正客をお願いされるというハプニングもありました。
断っても席主の方が困るだけだろうと思い引き受けました。
正客を務めると、いいお茶碗でお茶を飲めて、道具についても色々聞くことができるので勉強になります。
初めて、いちょうホールの茶室を見ましたが、
炭は使えないものの釣り釜も使えるようになっており、
公共施設の茶室としては、なかなかだと思いました。
それでも、経年による不具合が色々と出ているらしく、この後全面改築をしてリニューアルするのだとか...羨ましい限りです。
また、古くからの歴史ある町ということも関係しているのか、お客様の数も多く年齢層も私の在住する市に比べると若い方が多いように感じました。
市が違うと、席主の方の嗜好や雰囲気も違うようで色々と刺激を受けることが多い茶会でした。