前々から予約をしていたし、昨日、不吉な出来事もあったので、厄落としを兼ねて髪を切ってきました。
ただ切るのは勿体ないので、自分が抗がん剤でハゲたときに、ウィッグを作ってもらったNPO団体のサロンでヘアドネーションしてきました。
「ヘアドネーション」でググると最初に表示される団体とは違うところです。

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そのNPOとは「ふくりび(全国福祉理美容師養成協会)」さん。元・SKE48の矢方美紀さんがキャラクターを務めてます。本部は名古屋ですが、昨年東京にもアピアランスサポートセンターができました。
最近は抗がん剤治療を受けながら働く人も多いので、大人でもウィッグは必要です。特に接客業や営業職などの方にとっては、見た目も大事な要素。カツラメーカーのウィッグだと20〜30万円くらいするけど、その金額は治療費に回したい。その点、ふくりびさんのウィッグは、人毛100%でセミロングの全カツラでも6万円〜と、低めの価格設定です。
仕事上の必要性だけでなく、マダラハゲや、一部抜け残りがある状態は、見るからに病人病人していて、鏡を見るだけで気が滅入ります。一気に尼さんスタイルになる方がどれだけ清々しいことか。
人目を気にして家に閉じこもりがちになると、孤独感が募って気持ちが折れそうになります。出歩かないから体力も落ちるし…。オシャレ用ウィッグと違って、「元の自分より綺麗」にする必要なんて全然ないけど、「元の自分を維持」するのは、病前の生活をなるべく中断しないようにするために欠かせないことだと思うのです。その手助けをしてくれるアイテムの1つが医療用ウィッグ。見た目が小綺麗になって、気持ちに張りが出ると、行動力までついてくる❗️
ではでは。お待ちかね ←誰も待ってない? のBefore & Afterです❗️
Before
…イケてるかしら❓
脱毛する抗がん剤を卒業して、3年弱でこんなこともできるようになりました。

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