最近、私の周りで私の過去に似た経験をしている人が多いので
何かの参考になればと思い、私の事を綴ります。
私は自律神経失調症で過去に10年間心療内科に通って
精神安定剤や睡眠導入薬を飲み続けました。
最初の2~3年は薬を飲んでいればいつか治るだろうと信じ
薬の副作用に耐えて心療内科へ通っていましたが、3年を過ぎたくらいから
症状が改善されるどころかだんだん症状がひどくなっているのに
それでもなお薬を飲み続ける事へ疑問を感じるようになりました。
それからは納得がいかなければ病院を変えてはみても
病院では結局、十分な説明はされないまま
「リラックスして日々を過ごしなさい」とか「頑張り過ぎないように」
としか言われず、事あるごとに「環境を変えること」を提案されました。
ところが会社に行けばいくら病院での話を伝えても上司からは
「男なんだからしっかりしろ」とか「子供の為に頑張れ」としか言われません。
そして5年を過ぎたあたりから地獄のような日々が始まりました。
自分の存在価値を仕事に求めた私は会社から帰れなくなったのです。
(これは心理学ではワーカーホリックといわれています)
会社から帰ろうと考えると、こんな状態で帰ったら上司に認められないから
もっと仕事をしてから帰らないといけないという考えに支配されました。
病院へ通った後半の5年間、私は毎日16時間会社に居ました。
その間に薬はどんどん強いものに変わり、症状も副作用もひどくなっていき
休みの日も仕事の事が頭から離れず、忘れるためには寝るしかありません。
最後の方は症状と薬の副作用の苦しさに生きていることがどうでもよくなってきて
人生を放棄しかけましたが、それを思いとどまらせてくれたのは子供達です。
あの時、脳裏に浮かんだ子供達の顔は一生忘れることはないでしょう。
それから間もなくして心理学に出会い、半信半疑で勉強した結果
たった1年であれだけ苦しんだ症状と薬から解放されたのです。
私を苦しめていた多くの「~ねばならぬ」という価値観は私の中からなくなり
どんな自分も受け入れられるようになって本当に楽に呼吸ができるようになりました。
また、症状の原因は15才までの親子関係の中で親からもらった条件付きの愛と
親から刷り込まれた間違った価値観の結果ということに衝撃的な驚きを覚えました。
ただ、親に対して悪く思う気持ちはなく、両親がいて苦しんだ10年間があって
離婚も経験したからこそ今の幸せな自分があると思うと、両親をはじめ全てに
感謝の気持ちが溢れてきます。
そんな私の経験が今苦しんでいる方の何かのきっかけになることを心から願っています。
心が何か感じたら