私は、現在。警察官として10年目になる(略)
職業柄、他の仕事よりも高度な倫理観が求められ
それを破るようなことがあれば
あらゆる方面から非難される(略)
過去にテレビや新聞等で報道されてもの以外のもので
職を去った先輩、後輩もいるが
かつて共に仕事をした仲間が
そのような結果に陥ってしまうことは非常に残念なこと(略)
自分だけではなく、その家族にもふりかかってくることを思えば
職を辞するような不祥事は起きないはずだ。
しかし、不祥事がなくなることはない(略)
ほとんどに共通していえるのは、
自分の気持ちが弱かった、
まさかばれるとは思わなかった等、
安易かつ利己的なもの(略)
人間誰しも自分に甘く
利己的な側面をもっているものだ。
これは私も例外ではない(略)
本当に自分のような者が
他人を取り締まることができるのか、
と自問したことを思い出す。
パトカーに乗っている時だけが警察官ではない。
日常生活すべてにおいて
警察という仕事が関わっているのだということも
本当に再認識させられた。