ある日、あつしはいつものように学校にいた。


休み時間。

あつし「しゅん。今日の昼飯どっちがおごりか決めようぜ。」


しゅん「またかよ。あつしお前も自分で買えよ。」



あつし「だって金使いたくないし。」


しゅん「だったら親に……あっごめん。もういないんだったなしょぼん


あつし「もう慣れたよ。」


そうあつしは高校3年だが、既に独り身だった。

しゅん「そう言えばお前、前言ってたあの子とはどうなったんだよ?」



あつし「どうもなってねーよ。告白なんて絶対無理だ。あの子は学級1の美少女だぞ?」


しゅん「確かに学級1の美少女だな。でもお前だってモテるじゃん。何人に告白されたよ?」


あつし「何人でもいいだろ?だけど…俺は……」


ドン!?


あつし「うわ!?



??「きゃ!?


あつしは廊下の曲がり角で女子生徒とぶつかった。


あつし「あっ…みおなさん。大丈夫?」



みおな「あつしくん。大丈夫。ごめんね?ぶつかってしょぼん


あつし「ううん。俺がよそ見してたから。」



しゅん「あっ俺、ちょっと後輩に話があったんだった。」


しゅんは立ち去った。



あつし「あいつ……」


みおな「え?」



あつし「あぁ~何でもない?それよりその荷物……」


みおな「あっ、先生に頼まれて職員室まで。」


あつし「だったら手伝うよ。」



みおな「え?でも…」


あつし「気にしないで。ぶつかったお詫びだし、特に何もないし。」



みおな「ありがとう。」


あつしは緊張していた。


そう学級1の美少女はみおなこと堀未央奈だ!?


あつしたちは先生のところに荷物を届け終えた。


みおな「あつしくん。本当にありがとうニコニコ


あつし「ううん。あの……みおなさん!?



みおな「なに?」


あつし「………ごめん。何でもない。」


あつしはそそくさと教室に戻った。



昼休み。


あつしはしゅんと屋上にいた。



しゅん「せっかくチャンス作ったのにダメかよ!?


あつし「うるさい。ってか勝手にチャンス作るな!?


その頃みおなは友達の宮脇咲良、長濱ねると一緒にいた。


ねる「それでみおなはあっくんに言えたの?」



みおな「やっぱり無理だよ。」


さくら「あつしなら大丈夫だと思うけどな~。」


さくらとねるはあつしのことをよく知ってるのだ。


さくらとあつしは近所に住んでるため、そこそこ仲は良い。


ねるはあつしと同じ写真部だ。



ねる「あっくんは付き合ってる人いないからいけるよニコニコ


さくら「そうだよニコニコ



みおな「でもあつしくんは学級1の美少年だから……」


そうあつしとみおなは両想いだったのだ。



時は過ぎ、放課後。


あつしは写真部部室にいた。



あつし「もうすぐ高校総体かぁ。」


ねる「あっくん。」



あつし「ん?なんだ?ねるちゃん。」



ねる「運動部の事前取材行こう!?


あつし「事前取材って練習風景の写真撮るだけじゃん。」


ねる「それも写真部の仕事でしょ!?



あつし「まぁな。じゃあ…」


ねる「もう行くところは決めてるから…ニコニコ





つづく。