あつしはりおんに電話をした。


あつし「もしもし?りおん?あのさ……」


りおん「お兄ちゃん今どこ?」


あつし「え?まだ学校だけど?」


りおん「だったら、早く病院に来て!?ばあちゃんが……」


あつし「ばあちゃんがどうした!?


りおん「とりあえず来て!?


電話を切られた。


しゅん「どうだった?」


あつし「わりぃ先に帰るわ!!


あつしは慌てて出ていった。


さくら「どうしたんだろう?」


しゅん「なんか急用か?」


結局あれから何日も経った。


しゅん「やっぱりおかしい!!


さくら「もう5日も来ないなんて。」


りこ「何かあったんだよね?」


はるっぴ「妹のりおんちゃんは?この学校でしょ?」


しゅん「あぁ。俺の妹と同じクラスだが、やっぱり来てないみたいだ。」


はるっぴ「じゃあ手がかりなし?」



担任「………あつしくんはしばらく来ないよ。」


しゅん「え?」


さくら「先生はやっぱり何か知ってるんですね?」


担任「本人から口止めされたけど、あなたたちなら大丈夫かな。実は、今この島にはいないのよ。」



4人「どういうこと?」


担任「休学出してきて、今東京なの。」


さくら「東京?」


りこ「なんで?」



担任「あつしくんは教室を飛び出したでしょ?あのときあつしくんの祖母が入院してたけど、急変したの。」


その後担任はすべて話した。


しゅん「それでいつ戻ってくるんですか?あいつ小学生の時、約束したんです。必ず戻ってくるから!!って。」


さくらたち「…………」


担任「………いつ戻ってくるかは分から……」


あつし「あっ、先生ここにいたんですねニコニコ


みんな「戻ってきたニコニコ


あつし「へ?」


担任「ごめん。話しちゃった。」


あつし「………なら話が早いや。俺、学校退学します。」


みんな「え?」


さくら「なんで!?


りこ「約束したじゃん!?必ず戻ってくるから!!って。」


あつし「わりぃ。その約束無理だわ~ニコニコ


はるっぴ「無理って?おばあちゃんそんなに悪いの?」


あつし「ばあちゃんは4日前に亡くなった。」


しゅん「だったらなぜ?」


あつし「………俺、約束してんだよ。一生涯幸せにする。ずっと守るからって。」


さくら「それって…」


あつし「結婚するんだ。」


みんな「結婚!?


あつし「だから行かなきゃ……しょぼん



あつしは背を向け涙を堪えた。


しゅん「結婚かあ…」


さくらたち「…………」


あつし「だからもう……会えな…」


りおん「もうお兄ちゃん嘘はやめなよ!?


あつし「りおん!?


さくら「りおんちゃん!?どうしたの?その姿…」


りおんは車椅子に乗って現れた。


りおん「ごめんなさい。みなさん。お兄ちゃんは私のためにここを離れようとしてるんです。」






つづく。