RMXにFMF Fatty Pipeをつけてみました。
スプリングは1本しか掛けられませんが、まあ大丈夫でしょう。
オイルポンプのカバーにもギリギリ当たらず、思いのほかすんなりいきました。

ただ、よーく観察すると、ラジエターホースとチャンバーが干渉しています。
チャンバーにはホースの逃げのための凹みがあるのですが、ちょっと足りません。
オイルポンプがないRMは、SJ14とウォーターポンプの形状とホースの取り出しが違います。もっとスリムというか。それに合わせて作られたチャンバーですから仕方ないですね。

凹みが足りないなら増やすまでです。

いきなりぶっ叩いた後です。
ペンでなんとなくマーキングしてぶっ叩きました。
ガンガンと結構な音がするので、チャンバーの口に詰め物した方がいいです。

よく分かりませんが隙間できたんじゃないでしょうか。
まだ当たってるような気もしますが、とりあえずいいことにしておきます。

走ってみると、パリンパリンとオフ車らしいチャンバー音。思ってたよりは静かです。
オフ車のチャンバーはロードとは違う独特な音色になりますね。トグロ巻いてたりアップだったりが関係しているのでしょうか。

肝心の重さは、心なしか、レベルですw
まあほらチャンバーは重心に近いところにあるし、まだアスファルトしか走っていないし。決して僕が鈍感なわけではないです……ないと思いたい

試走から戻ると、チャンバーがラジエターに当たっています。試走前は2mmぐらいの隙間があったのに。
どうもスプリングやサイレンサーの引っ張りで微妙にチャンバーに応力がかかっているようです。で、振動で徐々にラジエターに当たっていったのではないかと。
鉄vsアルミでラジエターに穴が開いたら一大事なので、再びマッサージしましょう。

叩き前。
元々少し凹ましてあって逃げを作ってあるのですが、RMとRMXとの違いなのか個体差なのか、やや足りていません。

叩き後。
ゲンノウを当ててハンマーでぶっ叩きました。
ラジエターホース側もついでに叩き増し。
これで十分なクリアランスを確保できたと思います。


実は下側のステーが遊んでいます。RMXにはない部分。
RMではフレームとチャンバーをつなぐ部品があって、それをとめるネジ穴はRMXのフレームにもあります。見えづらいですが写真中央、ラジエターホースの奥のネジ。
見ての通りウォーターポンプガードの固定に使っているので、ちょっと考える必要がありますね。
RMの部品は買ってあるのですが、普通につけようとするとウォーターポンプガードと思いっきり喧嘩します。どうしたもんか。

それにしても20年以上前のレーサーの純正部品がすぐに出てくるスズキって素晴らしい。