直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる
 

削らない歯医者 年名 淳

 

のブログ(Vol.2,426)へようこそ!

 

 

そろそろ学校歯科検診の時期です。

 

「毎年必ず一度は歯のチェックしてもらう」

 

 

 

学生時代は

 

健康的な強制力が働いています。

 

 

 

もっとも

 

「大きな問題は無いか?」というチェックで

 

若年者にトラブルはほとんどありません。

 

 

 

 

 

その点で言えば

 

さまざまな“ほころび”が現れる

 

中高年ほど要チェックです。

 

 

 

 

人間ドックで

 

全身の検診を受けるのに

 

なぜか我が国では

 

「歯科検診」は“置いてけぼり”です。

 

 

 

 

 

現行の健康保険制度ができた

 

第二次世界大戦後ころの日本では

 

 

 

「ムシ歯になったら

 

歯医者で修繕してもらえばいい」

 

 

 

 

お国の人たち(役人)が本気で

 

そう思っていのか

 

国民に啓発(教育)ができていない!

 

そう言って過言ではありません。

 

 

 

 

このたび

 

政府の「骨太の方針」に

 

全国民に毎年の歯科健診を義務付ける

 

「国民皆歯科健診」の導入に向けて

 

検討を始める方針と発表されました。

 

 

 

 

 

高齢者において

 

自分の歯を多く残す人ほど

 

健康を維持しやすく

 

入院回数が少ないことが明らかになっています。

 

 

 

逆に歯周病をはじめ

 

お口の中に問題があれば

 

内科的病気(心疾患や糖尿病など)を悪化させることが

 

分かっています。

 

 

 

令和7年度の導入を検討しているそうですが

 

国が動き始めたということですので

 

個人レベルでは今からでも早くありません。

 

 

 

歯の健康と全身の健康の相関関係を

 

少しずつ考えて行動に移すきっかけに

 

していただけると人生が豊かになりますよ。