“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
削らない歯医者 年名 淳
のブログ(Vol.2,386)へようこそ!
人生は長い!
女性も男性も世界トップクラスの長寿ですね。
「ただ長生き」って意義半減ですよね。
健やかに充実して人生を楽しみたいですね♪
生きていれば
いつも何かしら「課題」と向き合います。
仕事やプライベートに関わらず
同時に一つや二つではすみません。
緊急度の高い/低い
重要度の高い/低い
短期的か長期的視点か
総合的に考えて
その人の&その時なりの
優先順位が決まりますよね。
重要度の観点では
言うまでもなく
カラダ=健康のことは高いです。
余命宣告を受けるような病気や
後遺症によって生活の制約を受けるようなことは
生活がガラッと変わりますので
最優先して早期治療に努めるものでしょう。
ただし
『歯の病気では死なない(✳︎)』ですから
優先順位が低くても悪くありません。
なので
歯が痛くて歯医者へ行った時に
その歯以外のチェックも受けて
「ココも治療が必要ですね」
と言われても...
「あと回し」にしても構わない
そんな歯もあるでしょう。
「今すぐ」治療が必要なもの
「あと回し」でも構わないもの
このあたりを
理解させてもらえるように
説明してくれる歯医者さんを選びましょう。
たとえば
ムシ歯になりかけている歯があって
その持ち主(患者さん)が
15歳と50歳では違うのは分かりますよね?
50歳の患者さんほど
ゆっくり進んでいる可能性が高いので
そう慌てて治療する必要はないかも!?
治療の必要性を理解して
どんな治療の選択肢があって
それぞれの特徴はどんなもので
時間やお金がどれくらい掛かるか?
投資するだけの価値ある治療はどれか?
納得して決断するまでの
時間を稼げるも大事だと思っている
一人の街医者の独り言でした。
✳︎なお、『歯の病気では死なない』ことはゼロではなく、
口腔ガン(歯肉ガンや舌ガンなど)や歯の感染症が拡がった頚部蜂窩織炎で運が悪いと命に関わることがあります。