“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
削らない歯医者 年名 淳
のブログ（Vol.2,293）へようこそ！
にわかに増えて
国中で話題が持ちきりの
オミクロン株による新型コロナウィルスですが
1日あたりの新規感染者は
第5波のピークと同程度になりました。
病床使用率の増加に伴って
“まん防”を発出する都道府県が増えそうですね。
世論や報道では
“悲観的”な解釈がメインになる傾向です。
それを充分に尊重しつつも
“楽観的”な見方でお話ししようと思います。
アメリカでは1日の新規感染者が
74万人（1/12）と報じられています。
わが国とは雲泥の差です。
昨日段階で現在の感染者が15万人弱です。
日本の人口は1億2500万人です（2020年）。
率で言えば...0.12%
感染者（陽性）率であって
発症した罹患率ではないでしょう。
と言うことは
“たかが知れてる”数です。
繰り返しますが
あくまで“楽観的”な視点です。
不幸にして
お亡くなりになる人がいますので
表現には注意しますが
その方々とて
超高齢であったり
重い基礎疾患をお持ちだったり
原因はコロナウィルスだけではないかも!?
それに
2020年3月1日から22ヵ月余の総数で
死亡者が19,000人弱です。
多いと解釈するかどうかは人それぞれですが...
それに対して
「生活習慣病」についてお話しすると
「日本生活習慣病予防協会」のデータでは
主な疾患の1年間の罹患者（カッコ内は死亡者）は
下記の通りです。
高血圧症 1000万人（ 10,000人）
糖尿病 1000万人（ 15,000人）
狭心症 180万人（200,000人）
ウィルスによる急性の感染症と比べるのは
意味を成さないのかも知れませんが
生活習慣病の方が怖いと思いませんか？
ただし
生活習慣を見直せば
予防できたり自然治癒が期待できたり
少なくとも悪化を先送りできるわけで...
コロナウィルス感染症に対して
“正しく怖がり”ながらも
生活習慣病への意識を上げませんか？
なお...
歯周病も生活習慣病の一つです。
死にはしませんが
多くの人たちが罹患しています。
歯周病率の高い方は
他の臓器のトラブル発症率も高く
正の相関関係です。
歯周病菌が血流に乗って
あちこちで“悪さ”することも分かっています。
コロナウィルス感染症予防にも大切な
栄養や睡眠を充分に取って
適度な運動もして
全身状態を保つ努めは基本です。
そこへ
歯やお口をキレイにすることで
全身の免疫力も高まります。
昔から
「口は健康の源」と言われるますが
オーラルケアは最も簡単な予防方法です。
日ごろのセルフケア（歯みがき）に加え
定期的に歯科医院を利用して
歯科衛生士による
プロフェッショナルケアを受けるだけです。
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