“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
削らない歯医者 年名 淳
のブログ(Vol.2,172)へようこそ!
新型コロナウィルスの新規感染者数が
全国で1日3,000人台になったそうです(3,401人)。
2カ月ぶりの水準にまで減りました。
記憶が定かではありませんが
今回の緊急事態宣言発出時の近い数値で
全く喜べない状況でしょうね。
高齢者の感染者数は減っていますが
若い世代が増えていて
最近は学童や幼児にまで広がっています。
幼児なんて自律的な感染対策は不可能です。
このまま収束しない気がしなくありません。
とは言え
やはり年少者へのワクチン接種には
個人的にはまだ十分な検討が必要な気がします。
一方で
接種率が60%くらいまで上がっている
ワクチン接種は今もっとも有効な手段でしょう。
本日私は
大阪南港の「インテックス大阪」で行われている
「大阪市大規模接種会場」へ
歯科医としてワクチン接種の任務を果たしてきました。
回を追うごとに
接種される市民の方々が若くなり
基礎疾患をお持ちでない健康な人がほとんどなので
問診も接種もスムーズです。
↑ほぼ同様の予診票だと思いますが
一点だけ違うのが
「歯科医師が接種することに同意する」という
チェックボックスがあることです。
ワクチンそのものの取り扱いは
ナースの皆さんがバックヤード(裏方)で
かなり厳重にチェックをして
ていねいに注射器に分けてくれています。
私たちはロスしないように気をつけて
あとは接種を受けられる市民のお一人ずつ
マニュアルに基づいてきちんと注射します。
私も含めて接種を請け負う歯科医師の多くは
大学をはじめとした総合病院の
口腔外科(こうくうげか)に在籍していて
日常業務として
注射をこなした経験がある人なので
全く心配ないと言って過言でありません。
午前9:00〜午後1:30の半日出務で
70名ほどの市民に接種してきました。
今月末でインテックス大阪の会場は閉鎖なので
今回で出番は最後と考えていますが
3回目の接種に向けた動きもありますので
(召集への)備えはしておきたいと思います。