《365日歯医者ブログ》
Vol.779
“直す”より“治す”
カラダの内側から細胞レベルで
自然治癒力を最大限に活用させる
削らない歯医者 年名 淳です
ムシ歯はいつ削るの
見つけたら
見つけられたら
ムシ歯が見つかって
放ってたらいけない状態なら
もちろん削って治療です
人のカラダは構造は一緒ですが
性質はまちまちです
病気のかかりやすさ＝リスク
が高いか低いか
病気になりやすいなりにくい
これによって対処が違います
ムシ歯にもリスクの高低があり
カンタンにチェックすることができます
約4年前に受診された当時
45才の男性Y様
左下奥歯が茶色くなっているのに気づいた
とのことですが
痛くないし食事にも支障がないとのこと
そこでムシ歯のリスクを調べてみました
青で示している
唾液の量（多い方が良い）
唾液の中和力（高い方が良い）
オレンジで示している
ムシ歯菌が少ない
リスクが低い
ことが分かりました
Y様とご相談して
ムシ歯を削らず
様子をみることに
それから4年
まったく変わってません
レントゲン検査でも悪化してません
ムシ歯を削らずに様子をみるのは
いつ削られる
いつかは削られる
と問題があり続けるので
ストレスかも知れませんが
自分のリスクが分かっていれば
言い換えますと
自分のカラダのことを分かっていれば
不安は少ないと思いませんか
もちろん放ったらかしは良くなく
半年に一回程度チェックする必要はありますが
その際に
☆他のムシ歯や歯周病のチェックしてもらえる
☆自分では磨けないところをキレイにしてもらえる
というメリットがありますので
ムシ歯を削らない
って悪くないと思いませんか
ちなみに
K様は引き続き定期チェックで
受診される予定です
今日は以上です
としな歯科医院
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