《365日歯医者ブログ》
Vol.751
インプラント不要！
抜歯覚悟の歯を1,000本以上救った
自然治癒力を最大限に活用させる
削らない歯医者 年名 淳です
台風がまたまた襲来
自然災害が幸い少なかった大阪も
今回はあちこちで被害を受けてます
隣町・岸和田市の府道で
土砂崩れが起こってしまいました
普段当たり前に
通行できている
生活道路が使えなくなるのは大変です
失った時にありがたみを痛感しますね..
歯だって
食べる道具＝消化管の入り口として
普段当たり前に使っていますね
ところが
歯が欠けて穴があいた
突然に不都合な状態になります
痛みを伴っていると辛さ倍増ですね
このダメージを受けた状況で
手を差し伸べるのが歯医者ですが
今日は治療のお話は横に置いておきます
先ほどの画像は24才の女性患者・T様です
当院で幼い頃に
乳歯のムシ歯治療から永久歯の予防処置を受け
12才まで通われていました
個人差はありますが
小学6年生頃から
ほぼ永久歯が生えそろい始めます
ムシ歯の数も平均して1本くらいしかありません
わが日本では多くの人が
悪くなければ歯医者へ足が向かず
何かと自立する中学生以降は
親や学校のアドバイスがあっても聞かず...
歯医者へ行く人の割合が減ります
T様の12年前の画像では
健康な奥歯
中学ともなれば
好きな時に好きなものを食べ
歯みがきもテキトー...になりがち
ムシ歯が少なくなりましたが
ご本人や親御さんの危機感も低くなっている
そう言って過言でない状況はとても心配です
生えて間がない12才臼歯（第2大臼歯）は
プラークが残ったままで
十分に歯質が固くならずに
弱々しいことがあります
生えて10年程度しか経っていないのに
歯の質が弱いので
他の歯より先に大きなムシ歯になる
手前の6才臼歯（第1大臼歯）は全然違って健全歯です
24才のT様にとって
現在の女性の平均寿命まで60年以上あります
たった10年くらいで
こんなに崩れた歯をあと60年使えるか
簡単ではなさそうでしょ
いくら上手に治療（リペア）しても
予防（壊れない）には敵（かな）いません
長い人生...
何歳でも予防はできます
自分に合った歯医者を見つけて
しっかり“災害”に備えましょう
今日は以上です
としな歯科医院
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