Vol.674
インプラント不要!
抜歯覚悟の歯を1,000本以上救った
自然治癒力を最大限に活用させる
削らない歯医者 年名 淳です
今日から東京出張ですが
夏休みでもあるので
鯉(広島カープ)の強さに
圧倒されている虎(タイガース)の応援に
横浜へ寄ります
2位は死守しつつ
ゲーム差を少しでも詰めて
ペナントレースが面白くなってほしいです
さて
夏休み期間のブログは
歯の移植週間みたいな感じですが
普通の人(国民)にとって
一般的とは言えない
歯の移植です
情報を盛り盛りにせず
小出しにお知らせしますね
今日は
『移植は良い』って言うけど
どれだけもつの
長持ちするの
という素朴な疑問に答えます
当院で移植実施して
15年以上経って
ご本人すら
移植したことを忘れている
それほど好調な実例をご披露します
1999年(当時32才の女性K様)
「下の奥歯に違和感が...」ということで
来院されました
第2大臼歯は神経がないので
歯自体の痛みはなく...
歯ぐきの違和感や「イヤなにおいが...」
という自覚症状でした
上の画像にあるように
根っこの部分で
歯質が大きく崩れていました
「この歯はとても残せないけど
埋まっている親知らず(第3大臼歯)を
移植してみましょうか」
という提案に
K様は
「どうせ生えてこない親知らずですもんね
抜いて移植できるならトライしてみたい」
と要望されたので実施しました
親知らずが深く埋まり過ぎてる
親知らずの根っこが大き過ぎる
など
決して好条件ではなかったですが
カラダ(生体)もうまく反応してくれて
経過はとても良好です
定期チェックも受けに来られていますが
ココに来たら
「移植したんやなぁ」って思い出すけど
普段は全く忘れてる
と言われるくらい調子が良いようです
インプラントはとても良いですが
移植も良いとすると
昨日お話しした
歯根膜(しこんまく)という組織が
クッションの役割を果たしてくれるので
噛み心地(かみごこち)がとても自然で
これはインプラントにはない
移植一番の強みです
K様の移植した親知らずは
咀嚼(そしゃく)機能に“参加”し
まだまだ長持ちしそうです
今日は以上です
としな歯科医院
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