Vol.529
インプラント不要！
抜歯覚悟の歯を1,000本以上救った
自然治癒力を最大限に活用させる
削らない歯医者 年名 淳です
私は、とにもかくにも
できるだけ削らない
これがモットーの歯医者です
今日は奥歯に入れた
メタルフリー（金属を使わない）の
オールセラミッククラウンを例にお話しします
キレイに入っているような感じですが、
少しでも歯の削除量を少なくするために
オーソドックスな削り方と違うんですね...
通常は
クラウンと歯の境界ラインを
歯の生え際（歯ぐきギリギリ）に設定します
クラウンを装着した後は、
できるだけていねいに
セルフケアをしていただく必要がありますが
生え際ギリギリに設定すると
歯ブラシで
汚れ（プラーク）を落としにくいことが多いので、
特に歯の生え際に近い歯質は
極力削らないように努めています
このように作るには
☆歯型を採るのが難しい
☆仮歯を作るのが難しい
☆接着面積が少ないので
はずれる可能性が高い
など
歯医者の事情だけで考えると
面倒でリスクもあるのですが
削っちゃえば元に戻らない
限りある歯質を少しでも傷つけないように
務めるのもミッションです
もし、このような処置が必要になりそうなら
「生え際ギリギリまで削らないで
作ってもらえませんか
」
と言ってみるのも良いと思いますよ
今日は以上です
としな歯科医院
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