・感情は一時的なもの
・感じたら無くなる
・感じきるが大事
心理学では有名なこと
もう10年以上、耳に、目にしている内容
な・の・に
思いっきり強制終了させていたことに気づいた私でしたが
このとき、もうひとつ、気づいたことがありました
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私ね、
息子がギャン泣きしているときに
「泣いてるだけじゃ、意図は通じないよ」
「言葉で伝えて」
とか
(一生懸命、抱っこー!!と叫んでいるときに)
「大きな声で なんとかしようとしないで」
「小さな声で言って」
って突き放してたんです
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客観的に見たら、すごい酷い仕打ち
言葉を話すようになった1歳半ぐらいから、ずっと
もちろん、いつもそうだったわけじゃなく
なだめたり、暴れてもハグしたり
泣いてるときに、違う話題をふって気をそらす、とか
まずは落ち着かせることが大事、といった
ギャン泣き対策を教えてもらって
音楽を流してみたり、とか
あ!と言って、指差したり、とか
脈絡のない話をしてみたり
私なりの努力はしてた
でも、うまくいかなくて・・・
結局、
上に書いたような突き放しの言葉を言ってしまう
もしくは
思考も感情もシャットダウンしてしまって
ピーーーーーーーってかんじ
心停止したときの心電図みたいな
たぶん、表情はなくなって能面みたいになっていたんじゃないかな
そうなると、子供は ますます泣くし、悪循環
虐待を疑われて通報されたこともあるぐらい大声で泣く息子に手を焼いて
そんな自分自身が嫌で、でもどうしたらいいのか、と途方にくれていた
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アドバイスをもらったギャン泣き対策は
できなかった、というよりも
したくなかった、のほうが正しい
なぜなら
誤魔化すなんて、ズルいという感情
感情を昇華するのが大事なんじゃないの?という思考
があったから
泣かせてはいけない(←子供にとって)
また通報されたら困る(←私が)
が本音の、しぶしぶのギャン泣き対策だった
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冷静になったときの自己分析では
(ギャン泣き対策をしたくない理由は)
・泣くことでなんとかしようとするなんて(ダメ)
・気持ちを言葉にすることの大切さを分かってほしい
(この子は賢いから分かるはず)
という価値観と
・私自身、泣いてないでちゃんと喋りなさい!と育てられた
という経験があるから
と結論づけていました
が
この分析がダミーだった、と気づいたんです
(前フリ 長っ)
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私が
自分に泣くことを禁じていたために
泣きたい気持ちを掴みつつも、それを強制終了していたために
泣きたいだけ泣く息子のことを許せていなかった
ただ、それだけのことだった、と気づいたのです
自分に禁じていることを
体現している人に対して怒りを感じる
ってやつです
自分が 過去に 親に許してもらえなかったこと
をやっているから
という分析まではできていたんだけれど・・・(残念!)
過去できなかっただけ、なら
言い換えると
今できることであれば
ムカつかない(許せる)し
そして子供の頃は親に従うしかなかったかもしれないけれど
今、自分を制限しているのは、自分
なんだよね。。。
分析したつもり、でも、状況が変わらないときは
その分析を疑うべき、ということも学んだ出来事でした