昨日大学病院で受けたシスティックヒグローマの説明です。
頸部嚢胞性リンパ管腫を14週までに認めた場合
①50%以上に染色体異常を認めると言われています。
40%が21トリソミー=ダウン症、30%がターナー症、20%が18トリソミー、10%が13トリソミーであったと報告があります。
②染色体異常がないことが確認された場合であっても、約50%に先天的な構造異常があると言われています。
その多くが心臓の構造異常、骨格の構造異常と言われています。
心臓の異常では重篤な左心低形成、ファロー四徴症、心室中隔欠損症が多いとされています。
③構造異常が除外された場合でも約25%で子宮内胎児死亡が起こると言われています。
④染色体検査が正常で、詳細なエコー検査で明らかな構造異常が指摘されず、出生した児の95%で短期的には問題ない発育を期待できます。5%では何らかの病気が判明すると言われています。
⑤14週までに確認された頸部嚢胞性リンパ管腫において全体の15~20%が健康な状態で出生すると言われています。
⑥80%で頸部嚢胞性リンパ管腫が自然退縮すると言われています。その平均週数は18週です。
ただし退縮、消失しても上記のリスクが変化するわけではありません。
⑦14週までに確認された頸部嚢胞性リンパ管腫の胎児に対して、妊娠中に医学的に介入して治療することは一般的には必要されません。
⑧染色体検査が正常で、詳細なエコー検査で明らかな構造異常が指摘されない場合も、出生後は新生児科医師によく診察してもらうことが必要です。特に心臓の構造などを出生後によく検査することが重要です。
以下は夫が調べた日本産科婦人科学会や関東連合産科婦人科学会の学術講演会等の資料より。
・ヒグローマの場合、70%前後のひとが羊水検査を受けているようだ
・染色体異常がある確立は概ね50%
・染色体が正常で、ある病院では54%の人が妊娠を継続している
・ここまでくるの件数が少ないので正確な確立ではないと思うが、その中で心疾患等が無い場合も30%くらいあるようだ、50%×30%=10%くらい?
・染色体異常が無く、CHが軽減する例については予後良好例もある
・ある病院ではヒグローマになったものの中で、50%が胎児水腫へ進行したという
・妊娠後期に発生してそのまま出産後まで残る後頸部のシスティックヒグローマは後頸部だけの問題で、外科的治療で治るとのこと。
おおむね大学病院の説明と一致するよう。
少しでも病気の事を知りたいと、大学病院の図書館によく通いました。
