明日は卒研の発表がある。
大した研究をする事はできなかっただけに、大した発表もできない。それでも自分なりに内容を膨らませて上手くまとめたつもりだ。
思えば長いようで一瞬で去っていった大学生活だった。
早々に退学していった友達、そこから孤独との戦いだった毎日、研究室に入り今更感に包まれながらも広がる友達の輪。
遠い地に何本も電車を乗り継ぎ通い続け、何度も行きたくないと思ってきたけど、いざ終わりが近づいてくると色々な思いがこみ上げてくる。
授業は正直面白いと思えるものは少なかったし、基本的に研究室以外の友達なんてのは数えるほどしかいなかったから、退屈な毎日を過ごしていたのだが、研究室に行って実験をしている時はとても楽しかった。いい先輩に支えられ、いい後輩に慕われ、化学以外でも多くのものを学んだ気がする。
これから学校を卒業したとして、とうとう就職して仕事が始まることになる。研修は遠いところだし、配属先も遠くになる可能性の方が高い。何と言っても地元民と1番仲がよかったし、高校からの友達も今でも仲良くしてくれてる人がたくさんいる。そういう人達と気軽に会えなくなってしまうのはとても寂しい。
離れたら忘れられてしまうんじゃないかとか、自分がいなくてもどうせみんなは悲しまないのかもしれないとか、メンヘラらしい事をここ最近思い続けている。
休みがあれば僕は何度でもあなたに会いに戻ってきます。会えるだけで、顔を見るだけで明日も頑張ろうって元気をもらうことができるから。
まだ諦めたなんて言ってないからな