2025年9月某日、石川県金沢市にある「バイパスレジャーランド藤江店(本館2階)」さんに行ってきました。ここでは多くのレトロゲームが現役で稼働しており、その数は国内屈指と思わせるほどの規模です。レトロゲーム好きならきっと満足するのではないかと思います。
最初にプレイするのは、ここにきたら絶対に外す事が出来ないタイトル「アルカノイド」です。この時代に「1プレイ10円」なのは驚きですが、同時に、このままずっと続けて欲しいと思っています。
次にプレイしたのは「ファイナルファイト」です。
ファイナルファイは、説明するまでもなくベルトスクロールアクションの名作であり、いまだに稼働しているゲームセンターも少なくありません。大人気の理由は、何といっても大きなキャラクターを動かし、派手に敵を倒していく様は豪快であり、その効果音も相まって、爽快感は格別です。
また、基本的にパンチとキック、さらには掴んで投げるといったわかりやすい「肉弾戦」でありながら、攻撃方法は多彩であり、見ているだけでも飽きません。実際、上手なプレイヤーのプレイは引き込まれるものがあります。
この多彩な攻撃が出来る事自体が大きな発明であり、後に誕生する格闘ゲームの金字塔「ストリートファイターⅡ」でさらに発展したのではないかと思います。ある意味、ゲームの歴史を作ったゲームと言ったら言い過ぎでしょうか。僕は同ゲームはあまり上手くはありませんが、やはり好きなゲームです。
最後にプレイしたのは「キャプテンコマンドー」です。
このゲームはファイナルファイトがヒットした事を受けて作られたところがあり、さらに攻撃方法が多彩になっています。また、操作するキャラクターも「人」だけではない事から、中には奇抜な攻撃もあったりします。
最大の特徴は、専用筐体による「4人プレイ」だと思うのですが、僕は実物を見たことがありません。また、4人プレイを前提にしているせいか、ファイナルファイトと比べるとキャラクターの大きさが小さくなっており、爽快感という意味では、多少豪快さが減少したかもしれません。しかし、敵キャラクターはとてもコミカルで、見ているだけでも飽きさせません。
人気としてもファイナルファイトほどではないと思いますが、ベルトスクロールアクションの正統進化形のゲームだと思うので、僕は結構好きです。
ゲームをした後は、隣接している温泉施設で疲れを取ります。
レトロゲームで精神的に満足して、温泉に入って肉体的にも満足する。ストレス社会と言われる現代において、レトロゲーマーには最高の癒しの場所と言えるのではないでしょうか。






