2023年にドローンの「ニ等無人航空機操縦者技能証明」を取得したのですが、比較的間を置かずに取得したのが「第三級陸上特殊無線技士(以下、三陸特)」です。
「FPVドローン(ゴーグルをかけて、一人称の視点で飛ばすドローン)」の画像転送で、周波数「5.8GHz」を使用する場合は免許が必要なのですが、その免許こそが「三陸特」になります。
「第四級アマチュア無線技士(以下、アマチュア無線4級」でも良いのですが、三陸特との違いは「利益の有無(業務かどうか)」になります。
アマチュア無線4級では、業務目的での利用が出来ず、その場合は三陸特が必要となります。また、産業用ドローン(5.7GHz)を飛ばす場合にも三陸特が必要となります。さらには、FPVドローンの「ドローンレース」に参加し、「賞金が出る場合」にも、賞金が「利益」と見なされる可能性がある事から、やはり三陸特が必要になる可能性があるとの事です。ちなみに、FPVドローンの映像を「YouTube」にアップする事も、閲覧数が多くなれば利益が発生する可能性がある事から、アマチュア無線4級ではダメなようです。
これまで、FPVドローンを操縦する予定も購入する予定もありませんでしたが、必要になった時にすぐ対応出来るようにと思い資格を取得しました。
そんな訳で、持ってはいるものの全く日の目を見ない資格となっているのですが、「先行投資」と思っています。今後、ドローンで仕事をする事になったその時にこそ、真価を発揮すると思っています。
ちなみに、三陸特に関しては参考書を購入し、独学で勉強、合格しました。参考書をキチンと読み込んでいけば、それほど難しい試験ではないと思います。