『シューティング史に名を刻む傑作 サンダーフォースⅣ』
2018年9月20日、多くのメガドライバー(家庭用ゲーム機メガドライブを激しく愛する人たちの呼称)が待ち望んでいた名作ゲームが、ついに現行機で遊べるようになりました。
そのゲームの名前は「サンダーフォースⅣ」。メガドライブが円熟期に入り、次世代機の足音が聞こえ始めていた1992年7月に発売された、横スクロールのシューティングゲームです。
僕もメガドライブ専門誌を購入していたので、その評価の高さはよく知っていましたが、実は当時、あまり興味がありませんでした。
それというのも、同年6月に「スーパーファミコン」で「ストリートファイターⅡ」が発売されたため、このゲームに多くの時間を割いていた事が大きな理由です。そんな事から、評価は高いという事で購入はしたものの、結局はそれで満足してしまい、ほとんど遊んでいませんでした。
それから、20年以上経過したある日のこと。レトロPCのオフ会に参加したのですが、内容としては、昔のゲームで遊んだり雑談したりといった感じで、PCも含めた「レトロゲームを楽しむ会」でした。
そのオフ会の開催された場所が、カラオケボックスの一室だったのですが、参加者の1人の方が、ゲーム機の音をスピーカーにつなぎ、画面をプロジェクターで映し出したのです。その時に使用したのが「サンダーフォースⅣ」だったのですが、オープニングにシビれました。ギターを激しく鳴らした音楽に、自機が回転しながら現れる演出は、「メガドライブでここまで出来るのか」と本当に感動してしまいました。
先述した通り、メガドライブが現役の時にはほとんど興味がなかったのですが、この時に改めてサンダーフォースⅣの凄さを知り、猛烈に遊びたくなりました。そういう時に限って手元になかったり、お店に行っても売ってなかったりするのですが、諦めずに何度かチャレンジし、福岡県にあるレトロゲームショップ「カルチャーアーツ」で入手する事が出来ました。
家に帰り、早速プレイしたのですが、最初のステージであっさりゲームオーバーになってしまいました。その後も何回かプレイしてみたのですが、やはり結果は同じでした。
サンダーフォースⅣは、最初の4ステージは任意で順番を決める事ができるので、組み替えてもみたものの、やはりダメでした。とにかくこのゲーム、「難しい」の一言に尽きます。
グラフィックは綺麗だし、ステージに合った音楽は秀逸なのですが、それらを楽しむ余裕がありません。しかし、ここで引き下がるわけにはいきません。今は、ネットで「神プレイ」もすぐに見る事が出来ます。とても良い時代になりました。
これを参考にして練習したいと思います。
あ、エンディングまで見ちゃった……。
『サンダーフォースⅣはここで買えます』
<カルチャーアーツ>
・住所 福岡市中央区天神3丁目6-24 スコーレ第2天神ビル306号室
・営業時間 12:00〜21:00
・営業日 火、水、金、土、日
・定休日 月、木