『夏のお祭りをサガそう』
九州夏のお祭りと言えば、必ず「博多祇園山笠」の名前が挙がると思います。博多祇園山笠はご存知の通り、「博多どんたく」と並ぶ「福岡三大祭り」の一つに数えられており、県外からも多くの観光客が訪れます。
このお祭りの中で一番盛り上がる「山笠(山車)のグランプリ」とも言える「追い山」は、朝の4時59分にスタートします。通常であれば、電車も走っていない時間帯なのですが、この時ばかりは臨時列車を運行しており、「博多山笠号」という名前を付けるほど気合が入っています。
毎年、7月1日から15日までがお祭りの期間と決められていますが、クライマックスである「追い山」が終わると、梅雨も終わり、福岡にも本格的な夏がやってくると感じていたようです。
それでは、隣にある佐賀県はどうかと言うと、「山笠」と名前の付くお祭りがいくつか存在します。
その中の一つである「鳥栖山笠」は、名前の通りプロサッカーチームである「サガン鳥栖」の本拠地である鳥栖市で行われているお祭りです。本家である博多祇園山笠をお手本とし、「鳥栖の町を元気にしたい」という思いから始まった鳥栖山笠も、今年(2018年)で90回目を数えます。
先日、サッカー界を沸かせたニュースとして、サガン鳥栖に元スペイン代表である「フェルナンド・トーレス」選手が移籍したという事が発表され、サポーターも大いに盛り上がりました。
鳥栖山笠も、節目となる100回目を目指して、ますます盛り上がって欲しいと思います。
鳥栖山笠では、博多祇園山笠と同じように、お祭り本番前に山笠が飾られます。鳥栖駅前にある「フレスポ鳥栖」の1F「ウェルカムコート」や、その隣にある「中央公園」、さらには「駅前広場」で見ることが出来ました。
また、鳥栖山笠は博多祇園山笠と違い、期間ではなく曜日で決められているようで、さらに2日間である事から、今年は7月21,22日の土日に開催されました。
鳥栖山笠では「追い山」はありませんが、その代わり旗の周りを山笠を引いて走る「祇園旗廻り」があります。こちらも追い山と同じようにタイムを競い順位をつけていきます。先述した通り、博多祇園山笠は早朝4時59分にスタートですが、鳥栖山笠は21日の13時40分頃から開始したので、寝坊の心配がありません。
実は、僕も寝坊して追い山を見そこねたのですが、祇園旗廻りはしっかりと見る事が出来ました。
そして、鳥栖山笠で一番盛り上がるのは、山笠を上下に激しく揺らす「総がぶり」です。こちらも鳥栖山笠オリジナルのもので、合計6つの山笠が同時に揺れる様子は、まさにお祭りの醍醐味といった感じです。
今年は山笠を待つまでもなく熱くなりましたが、元気に乗り切りたいものです。



