2017年11月2日、プレイステーション4(以下、プレイステーション=PS)において「魔法大作戦」の配信が始まりました。
魔法大作戦は、90年代を代表するシューティングゲーム「バトルガレッガ」を開発した「ライジング」が、処女作として世に送り出したアーケード用の縦スクロールシューティングゲームです。
今回の移植を実現したのは「M2(エムツー)」という会社なのですが、これまでに多くのゲームを様々なゲーム機に移植した実績を持つ、スゴ腕の集団です。
今までは裏方でしたが、PS4のバトルガレッガを機に、パブリッシャーとして表に出てきました。「エムツーショットトリガーズ」というブランドで、シューティングゲームを移植しています。
これとは別に、「ダライアス」や「グラディウス」といったアーケードゲームの名作を「ハムスター」「日本一ソフトウェア」という会社が、共同事業としてPS4向けに配信しています。こちらは「アーケードアーカイブス」という名前で展開されています。
いずれの場合も新しいゲームではなく、昔のアーケードゲーム(レトロゲーム)を配信しているという意味では一致しており、アーケードゲームファンにとっては良い時代になったと思います。
思い返してみると、僕が家でアーケードゲームを思う存分遊びたいと思ったのは、「ファミコン」の時からだと思います。
この時は、アーケードゲームとファミコンのハード性能に大きな差があり、完全移植など到底出来ませんでした。結果、アーケード版にはない、味のあるゲームになったものもありますが、見方を変えれば「違うゲーム」と言えなくもありません。
その後、複数の家庭用ゲーム機が登場し、アーケードゲームのハード性能に近づきながら、「あのゲーム機にはこのゲームが移植された」「このゲーム機にはそのゲームが移植された」など、激しい移植合戦が繰り広げられました。その度に、対象のゲーム機を持っていたりいなかったりで、一喜一憂していました。
さらに時は流れ、家庭用ゲーム機のハード性能は著しく進歩し、アーケードゲームと同等か、それ以上のスペックを有するようになりました。当然、移植も容易になったと思うのですが、「アーケードゲームが家で遊べること」がウリではなくなっていました。
以前のような勢いがアーケードゲームからなくなり、それに合わせて、移植されるタイトルが減っていたのです。
しかし、僕は昔からのアーケードゲームが好きだったので、正直言ってPS4が登場した時も、冷めた目で見ていました。きっと、遊びたいゲームは出ないのだろう、と思ったからです。
しかし、今は違います。レトロゲームというジャンルにカテゴライズされているゲームたちが、続々と移植され始めているからです。新しい情報が待ち遠しくなっており、かつて味わったこの「ワクワク感」を、また味わえるとは思いませんでした。
傍から見れば他愛のない事かもしれませんが、楽しみがあるというのは気持ちが若く(幼く?)なり、人生を豊かにするものだと改めて思いました。
