4月と10月は、アニメ好きにとって大変重要な時期と言えます。それは新しくアニメ放送が始まる、切り替わる時期だからです。
僕が学生の頃のアニメというのは、その多くが一年周期でした。4月に始まれば次の年の3月に終わるという感じで、日本ではちょうど年度が切り替わる時期にアニメも番組が変わっていました。
しかし現在は、制作費など大人の事情で、放映期間も2クール(6ヶ月)や、場合によっては1クール(3ヶ月)の場合もあります。最初の年に2クール放送し、翌年にまた2クール放送するという変則的な場合もありますが、それでもよほど人気のある作品でなければ作られる事はありません。
しかも、そのほとんどが深夜に放送されており、リアルタイムで見る事はあまりなくなりました。ハードディスクレコーダーさまさまといった感じです。
そんな中、昨年(2016年)10月の事ですが、やはり仲間内で(当時の)今期アニメの話しになりました。その時、多くの人から「これが一番面白い」と言われたアニメがありました。タイトルを聞いてもピンとこなくて、どんな作品なのか想像も出来ませんでした。何となく少女マンガっぽいと思ったのですが、男女問わず面白いと言っていたので興味がわきました。
僕はアニメをチェックするとき、テレビで見る事が出来る番組表で確認しています。そして、そのタイトルを探しました。
「3月のライオン」
しかし、この時は見つける事が出来ませんでした。地方ではよく遅れて放送する事があるので、今回もそうなのかと思っていました。
あるとき、予約録画をしようと思って番組表を見ていたら、偶然見つけました。NHKのしかも比較的遅い時間に。てっきり民放だと思っていたので、完全な見落としでした。
それでやっと見る事が出来たのですが、そのとき初めて知りました。
「将棋を題材」にしていることに。
しかし、内容としては将棋に詳しくなくても楽しむ事が出来ました。麻雀マンガや囲碁マンガで、よくルールを知らなくても楽しめるのと同じ感覚です。
途中からなのでストーリー的にわからないところもありましたが、それからは欠かさず見るようになりました。そんなとき、あるセリフを耳にしました。
「差が縮まらないからといって、オレが努力しなくていい理由にはならない」
主人公が所属している将棋研究会があるのですが、そこで主宰をしている棋士が言った言葉です。これから対戦する天才的で強大な棋士を前に、自分の心構えを言ったのですが、この言葉は心に刺さりました。
僕もこうしてブログを書き続けていますが、実のところアクセク数は多くありません。多くしたいと思いながら書いていますが、なかなかうまくいかないのが現状です。彼の言葉を借りるなら「ブログのアクセク数が少ないからと言って、僕が努力(記事を書くこと)しなくていい理由にはならない」になると思います。
将棋で言えば、上段者になればなったで楽になる事はなく、さらに激しい競争が待っているのだと思います。しかし、多くの人はそこにすら到達せず、おりていくのが現実ではないでしょうか。実際、上に行ける人は一握りです。
それでもやはり「僕が努力しなくていい理由にはならない」と感じています。最後は自分との戦いだと思うからです。他の人と比較すれば、成長スピードや才能は違うと思いますが、それは誰かと比較するものではなく、やった事は自分の財産として残ります。その事が自信となり、歩み続ける原動力となります。
見始めてそれほど経過していないのに、素晴らしい言葉に出会えた「3月のライオン」。
これからの展開が楽しみです。
