『くらて学園開校』
2月18、19日の2日間、「旧鞍手南中学校」において「くらて学園」が開催された。このイベントは、2015年4月に廃校になった鞍手南中学校をそのまま利用したイベント。メインとなるコスプレ撮影では、学校をまるごと使う事が出来るので、撮影スタジオではなかなか撮る事の出来ない写真を残す事が出来る。くらて学園には、そんな高いレベルのコスプレ写真を撮影したいと思ってるレイヤーとカメラマンが多数参加した。
『進化するくらて学園』
今回のくらて学園では、特殊教室&部屋の見直しが行われた。
これまで、「コンピュータ室」に「ピアノ」、「美術室」に「ドラムセット」が置かれていたが、3階にある教室の1室を「音楽室」とした。これにより、別々に置かれていた楽器が一つの部屋に集約され、音楽系のコスプレの撮影をしたい場合は便利になった。
また、同じ3階にある「多目的室(和室)」も整理され、ここには「ひな人形が」が設置されていた。ひな祭りが近い事から飾られたものと思われるが、もともと和室という事なので、今後も和装コスプレの撮影を手助けしてくれる飾り付けをしてくれるのではないだろうか。入口には和風の小物も準備されているので、イマジネーションを膨らませた作品作りが出来そうだ。
また、以前より構想として挙っていた「同人誌図書館」だが、ついに図書室の改装工事が始まった。ここでは展示されている同人誌を見たり、気に入ったものがあれば購入する事が出来る予定だ。
くらて学園の目玉として準備されていただけに、期待が高まる。ポテンシャルを秘めた「くらて学園」の進化は、まだまだ止まらない。
『くらて学園購買部』
今回のくらて学園購買部は、比較的オーソドックスなラインナップであった。鞍手町では人気のあるパン屋「パンコッペ」のパンと、「野上養鶏場」で販売している「味宝卵(みほうらん)」を使用した「生プリン」が販売されていた。
さらに今回は、福岡の人気土産菓子を製造している「福太郎」と鞍手町がコラボレーションして作り上げた「くらてめんべい(KURATE MENBEI)」も販売されていた。鞍手町で愛されたソウルソース「きらくソース」を使用している全く新しいめんべいであり、他ではなかなか入手出来ない逸品だ。
休憩室では、昼食の時間帯を中心に、パンやプリンに舌鼓を打っている光景を目にする事が出来た。
『休憩室の一コマ』
くらて学園が開催される前日の2月17日、「くらて学園萌え大使任命式」が行われたと情報が流れてきた。この萌え大使任命は、海外にも「くらて学園」の事を知ってもらうため、東南アジア在住のコスプレイヤーを招き、SNS等を通じて情報を発信してもらうのが目的だ。当日は、 徳島真次学園長(鞍手町長)が直々に任命するなど、鞍手町の本気を伺い知る事が出来た。
そして迎えた「くらて学園1日目」。萌え大使の彼女たちは、コスプレ衣装でくらて学園のいろいろな場所で撮影を行っていた。
15時30分頃には休憩室に入り歓談をしていたが、たまたま同じタイミングで休憩室に入ったので遠目に様子を見ていた。たまに母国語を使用していたものの、スタッフもいたので公用語は「日本語」であった。
多少たどたどしさはあったものの、意思疎通を行うには充分のようで、彼女たちを見ていると、コスプレに国境はないのだと実感させられた。
『コスプレポスター展示』
インキュベーションスペースの前の廊下に、多くのコスプレイヤーのポスターが貼り出された。これは、同スペース内に設けられた鞍手町唯一の印刷屋「くらてや(KURATEYA)」が印刷したものだ。2016年10月のオープン以来、チラシやサンプルの同人誌・写真集などを展示していたが、最も効果的な宣伝手段として、ついにポスターを作成した。
くらて学園で撮影した写真を、その日のうちに「このレベルで印刷出来ます」、というアピールが出来たのではないだろうか。くらて学園のスタッフには腕利きのカメラマンも居るので、今後、サンプルのポスターが増えていく事を期待したい。
『将来有望な高校生カメラマン』
くらて学園2日目、同学園の公式カメラマンにして「現役女子高校生カメラマン」の「稲月暖(いなつき だん)」氏に会う事が出来た。稲月氏はいま、高校生クリエイター支援プロジェクト「Brilliance(ブリリアンス)」の展覧会に全力投球しており、この日もその事について熱く語ってくれた。
また、高校を卒業したあとの進路についてもすでに考えており、その実現に向けて活動しているとの事だ。それには「くらて学園」も大きく関わってくるようなので、成長と実践の場として、多いに活用して欲しい。
空間芸術TORAM
高校生クリエイター支援プロジェクト
Brilliance VOL.1
開催期間:3月23〜28日
時 間:11:00〜19:00(最終日は18:00まで)
場 所:410Gallery
(福岡県福岡市博多区上川端町11−8川端中央ビル4階)
入場無料





