「グラディウスⅣ」については、実のところ良くわかっていなかった。どこで見つけたのかさえも思い出せないのだが、たまたまゲームセンターを徘徊している時に見つけた、という感じだ。だが、見つけた時の感想は覚えている。
「あれっ、グラディウスⅣがいつの間にか出てる」
グラディウスシリーズは「Ⅱ」が出た時から見ており、僕の中では「Ⅲ」がリリースされた時に頂点を迎えた感じだった。だが、そのⅢがあまりの難易度のために挫折して、それ以来、ゲームセンターではほとんど遊んでいなかった。Ⅲの副題である「伝説から神話へ」の通り、まさに伝説級のウデが必要だった。そこからグラディウス熱も冷めていたので、Ⅳを見つけた時も遊びたいとは思わなかった。
その後、弾幕シューティングと出会うまで全くゲームセンターに行かなかった時があるのだが、再び行くようになった理由のひとつに、レトロゲームの存在が大きい。弾幕シューティングを置いてあるところには、往年のシューティングゲームも置いている場合があり、懐かしさもあって遊ぶ事はあった。しかし、それでもグラディウスⅣを見る事はなかった。
再会したのは、今年(2016年)のゲームの日(11月23日)、福岡のゲームセンターだった。その時初めてきちんと見たのだが、ゲーム内容は横スクロールのシューティングゲームで、グラディウスシリーズではお馴染みのオプションも装備出来る。そして、見た目で一番変わっていたのは、「ポリゴン」になっていた事だ。一人称視点となる3Dゲームや、格闘ゲームでは当たり前のように使われているが、まさかシューティングゲームで使うとは思わなかった。プレイした時の感覚も、それまでのシリーズと比べても遜色なく、グラディウスらしさを感じる事が出来た。
グラディウスⅣはあまり家庭用ゲーム機には移植されていないが、その中で今回は「PSP」版をプレイしようと思う。しかし、手元にあるのに今まで何で遊ばなかったのかと、自分でも不思議に思う。ゲームを起動し、早速設定を変える。難易度を一番易しい「1 EASIEST」、HIT SIZE(当たり判定)を「SMALL」にする。さらに、本来ならショットとミサイルは独立したボタンだが、一つのボタンで同時に発射し、加えて連射も設定する。これで準備は整った。
ゲームをスタートすると軽快なBGMが流れる。うまくリズムに乗れるかと思ったが、最初に登場する雑魚キャラ編隊がトリッキーな動きをするので、撃ち漏らしてしまった。動揺したのか、球体から出てきた竜にぶつかってしまい、いきなりミスをした。少し前にゲームセンターで遊んだにも関わらず、全く学習していない。
気を取り直して再度挑んでみると、順調にパワーアップを果たし、ステージ1のボスを危なげなく撃破する事が出来た。勢いそのままに、ステージ2もノーミスでクリアしてステージ3へ。以前遊んだ時にはここまで来れなかったので、初めの体験だ。ここでは泡が大量に出てきたので、とにかく連射が必要だ。設定で連射にしているので、ここも危なげなくクリアしたが、普通にゲームセンターで遊んでいたらきついかもしれない。ボスはグラディウスシリーズではお馴染みの「ビッグコア」のようで、ここも撃破した。
ステージ4に進み、途中から溶岩地帯に入った。何だか嫌な予感がする。これまでのパターンでいくと、予め知っていないと必ずミスとなるトラップを仕掛けてあるのが、溶岩地帯だ。だが、そこに気を取られすぎて、何でもないところで障害物に当たってしまった。こうなると、復活パターンがわかっていないと進めない。あっと言う間にゲームオーバーになってしまった。
今回きちんと遊んでみて思ったのは、グラディウスの看板を背負って立つ面白さがあると感じた事だ。これは、もう少しプレイしなけばいけないと痛感した。

