こんにちは![]()
2月があっという間に過ぎて、もう3月8日。
いつ、もっと寒くなるんだろうかと思っているうちに3月になってしまったので
ホッとしような、暖冬過ぎて心配なような…![]()
今日も引き続き
『新しい時代 新しい真理』
の内容を紹介していきます![]()
真表律師の祈り
神様はこの宇宙を主宰なさる方である。
王という意味を持つ「主」と、宰相の意味を持つ「宰」、つまり主宰者である。
「宰」には意のままに裁断するという意味もある。
宇宙変化の法則上、人類歴史の法則上、真なる神様が人間の世に来られなければならない事情があったので、その方が来られたわけである。
そこに歴史的考証を付け足すと、約1300年前の朝鮮半島に真表という僧がいた。
彼は仏教の僧でありながら「神様にお会いしたく存じます」と精誠を込めて祈祷した。
もしも自分の願いが果たせないなら、死のうとも思っていた。
そして一定期限を定めて、その時までに神様に会うことができなければ死のうと覚悟し、亡身懺法、即ち自分の体を石で砕く懺悔修行をした。
天上から玉皇上帝がご覧になり、会ってあげなければ間違いなく死んでしまうと思われた。
そこで玉皇上帝様は真表に現われ、「汝の精誠がそこまで極まるのなら、私のこの姿、このままの仏像を建てなさい」と語られた。
それで真表は今の全羅北道金堤の金山寺に、当時、東洋で最大の33尺の弥勒仏を建立した。
仏僧たちにとっては仏様が神様である。
この仏には二つの種類があり、座っている仏はもはや過ぎ去った仏の像であり、立っている仏は来世仏、将来開闢の時、西方浄土から歩いてこられるという弥勒仏である。
このようにして金山寺に弥勒仏が建立され、この時から弥勒信仰が始まったのである。
『新しい時代 新しい真理―安雲山宗道師語録―』より
真表律師という名前を私は甑山道で初めて知ったのですが、皆さんはご存知でしたか?
韓国に行った時に金山寺の弥勒仏増も見たのですが、とても立派で、建立時の逸話もあり面白かったです![]()
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