予習ができたところで、
見学の始まりです。
皇国(日本)が盛えるか滅びるか
この一戦で決まるから、
みんな全力尽くして頑張れ!!
の意味として使われた、
Z旗が掲げられていました。
本来は、
タグボートを要請するときに
使われるそうです。
Z旗といえば、海の進軍。
まずは上甲板。
寄生獣のミギーを連想させるこちらは、
吸気口です。
艦橋へ。
前部司令塔の厚み、なんと35cm。
有事の際に、
ここで司令が指揮を執れるよう
頑丈な造りになっていました。
当時の羅針儀や操舵輪が残っています。
羅針儀の両脇にあるのが速力指示器。
左右のスクリューを動かす機械室に
エンジンを上げろ!
など指示をする装備だそう。
操舵室裏に位置する海図室には、
国際信号旗が飾られていました。
いよいよ、最上艦橋へ上ります。
これは、
敵の位置・距離を測る測距儀。
海から噴き上げる水柱の位置を見て
調整するんですって
日本が10%に対して
何とロシアは2%という砲撃の命中率。
日本の技術の高さが窺えますね。
反対側には羅針盤と伝声管。
伝声管は司令長官のみが使えます。
足元には、
●東郷司令長官
●加藤参謀長
●伊地知艦長
●秋山作戦参謀
が立っていた場所を示すプレートが
設置されていました。
敵からの砲撃の中、
東郷司令長官は前部司令塔へ入るよう
促されました。
が、水飛沫の中、
一歩たりとも動かない司令長官。
東郷司令長官の足元だけ乾いていた、
というのは有名な話ですね。
さすがは、最上艦橋。
景色が最高でした!!
三笠の艦首は皇居を向いており、
今も見守り続けています
記念艦三笠① いざ三笠へ!〜中編〜
へ続く