思ったよりも長く、

大和ミュージアムに滞在してしまったので、

急いで江田島に戻ります。

 

 

目的は、

出張が決まってからすぐに予約をした、

今回で2度目となる、

幹部候補生学校

第1術科学校

の見学です。

 

 

ここは、

 

○イギリスのダートマス

○アメリカのアナポリス

 

と並んで世界三代兵学校と呼ばれる、

旧海軍兵学校の跡地。

 

 

学力試験、身体検査、面接をクリアした、

優秀な者だけが入れる狭き門でした。

 

 

 

 

そして、私の推し部隊の教育も

第1術科学校で行われています。

 

 

そう、

特別警備隊さそり座

 

 

という訳で、

見学再開を待ちわびておりました。

 

 

まずは営門で受付を済ませ、

江田島クラブで待機。

 

 

今日の流れについて説明を受け、

自衛官OBガイドさんによるエスコートの元、

見学開始ですランニング

 

 

 

 

構内案内図↑

 

 

暑い日だったので木影で、

色々とお話をしていただきました。

 

 

明治21年に兵学校が築地から江田島へ移り、

当時は建物も無く、

あるのはグラウンドのみ。

 

 

勉強や寝泊まりは、

学習船・東京丸の中でした船

 

 

何も無かったので、訓練として、

近くの古鷹山や、

宮島の弥山を登ったそうです。

 

 

もちろんゆっくりじゃなくて駆け足で

 

 

ちなみに、

 

古鷹山 : 標高394m

弥山 : 標高535m

 

という高さ。

 

 

弥山に行ったことあるけど、

普通に登るだけでつらかったのに、

走るだなんて流石だなー。

 

 

 

 

さぁ、まずは式典を行う大講堂へ。
 

 

入口は、

高貴門と平民門に分かれていて、

右下の木で隠れている場所に高貴門があります。

 

 

以前見学者の中で、

「高貴門から入れる方はいますか?」

と質問をしたところ、

勢いよく挙手をした方がいたそうです。

 

 

はい!

高貴(後期)高齢者です!

 

 

なるほど、ちゃんとオチがある泣き笑い

 

 

 

 

 

 

こちらが裏の平民門。

 

 

我々は残念ながら平民なので、

平民門から入ります。

 

 

平民門といいながらも、

かなり重厚かつ立派な造り。

 

 

 

 

大講堂の中はシーンとしていますが、

反響により音がよく響くようになっています。

 

 

 

 

次に移動したのは、

幹部候補生学校

 

 

 

 

自衛官募集ページに

詳細があったので抜粋します。

 

 


海上自衛隊幹部候補生学校とは

防衛大学校、防衛医科大学校、一般大学卒業者及び部内からの選抜者に対して、

海上自衛隊の(パイロット要員含む)

初級幹部自衛官としての職務を遂行するに必要な

知識及び技能を修得させるための教育訓練を行う機関です。 

 

学校は、幹部候補生を育成するため、

企画室・総務部・教育部・学生隊及び

]隷属の教導隊から組織されています。 

 

本校で職種共通の基礎を確立し、

卒業後、15個職種の初級幹部としての専門的な教育を受けます。


 
 
離脱する方もたくさんいるそうで、
卒業間近になって、
耳抜きが出来ずにやむを得ず去る人たちが
1番見ていてツラいと仰っていました。
 

 

 

 

校舎の階段手摺には、錨。

 

 

 

 

撮影でも使用される、

真っ直ぐな廊下。

 

 

 

 

幹部候補生学校といえば、

この赤煉瓦が有名ですよね。

 

 

イギリスから1枚づつ丁寧に包装され、

運ばれてきたそうです。

 

 

900度という高温で焼かれたこの赤煉瓦、

値段は現在の価値にして、

なんと1枚4万円!!

 

 

新横浜 ⇆ 広島の新幹線代とほぼ同じ

 

 

泣き笑い泣き笑い泣き笑い

 

 

 

 

最後は、教育参考館です。

 

 

理由を忘れましたが、

以前来た時は見学が叶わず。

 

 

その代わりに、

戦艦陸奥の主砲や、

表桟橋を見せていただいたんですけどね指差し

 

 

今回、教育資料館での見学は、

30分の自由行動。

 

 

東郷平八郎元帥の遺髪や、

特攻隊員の遺影・遺書等が展示されているため、

撮影禁止でした。

 

 

展示品には、

廣瀬中佐という軍歌のモデルである、

日露戦争で戦死した

軍神・廣瀬武夫中佐の血で染まった海図や、

当時には珍しいブリーフ姿の写真があります。

 

また、こちらも軍歌になりますが、

勇敢なる水兵という

日清戦争時代の歌があります。

 

 

三浦虎次郎という3等水兵を歌ったものだと、

ここで初めて知りました。

 

 

この軍歌は替え歌として、

のらくろの歌や、

新潟県立新発田高等学校歌になっているそう。

 

 

良かったら、

こちらも聴いてみてください。

 

 

 

 

時間になり、教育参考館を出ます。

 

 

 

 

外で、

戦艦大和の46センチ主砲の弾丸や、

特殊潜航艇・海竜を見つけました。

 

 

 

 

 

 

遠くから、

戦艦陸奥の主砲を撮影。

 

 

 

 

写真には映って居ませんが、

この並びには表桟橋があります。

 

 

確か、表桟橋が正門じゃなかった??

 

 

それにしても、

教育参考館はもっとじっくり見たかった!!

 

 

見学は時間に限りがあるので、

また参加したいと思いますニコニコ

 

 

江田島クラブへ戻り、

本日の見学が終了しました。

 

 

ガイドさんのお話しが、

とっても分かりやすく楽しかった!!

 

 

絶対に、また来ます。

 

 

夕呉クルーズ

へ続く恐竜くん