まずはこちらをご覧ください。


ゆとり脳の方には違和感皆無ですが、日本語をきちんと理解している方なら?になると思っています。


左上の吹き出しに、めったに見れない、とあります。

見ることが出来るということですから、可能動詞の ら を使わないといけないと思います。


XなどのSNSの投稿も立派な公文書です。

公文書にはお作法があり、適切な用語を使用しないといけませんし、そもそも文法上の誤りは許容できないのでは、と思います。


文化庁の国語審議会においては、将来はともかく現在において「ら抜き言葉」の使用は認知しかねる、と意見しています。

個人のブログなら構いませんが、官公庁が公文書でこうした誤用は返す返すも残念。

ここまで能力が落ちているのかと、驚きしかありません。


このブログでは繰り返しら抜き言葉について指摘していますが、ごく普通に学校で国語教育を受け、家庭において親がまともな日本語を話していれば、ら抜き言葉を使うようにはならないのではないのかと考えています。

官公庁の言葉遣いは標準語が原則で、文法も適切に使うように定められているはずです。

起案の手引にきちんと書いてあります。


そんなわけで、いずれら抜き言葉が一般化するでしょうが、少なくとも現時点では正しい日本語の使用法ではありません。

そこだけは繰り返し強調しておきます。


普段意識していませんが、いざ文法では…と考えるとかなり難しいですね。
可能な限り適切な言葉遣いを心掛けたいと思っています。


まだ日が落ちていませんが、一足早くいただいてしまいましょうか。(勤務者を除く)。


以上