今日、とあるサイトで目にした記事です。




本文3行目に、「4号瓶」とあります。
この時点で頭の周りを、❓がぐるぐると。

もしやと思い、元のwebページを見に行きましたが、結果予想通り。

瓶の容量は720mlとのこと。

これは180ml(一合)✕4=四合瓶ということです。

四合瓶は「しごうびん」と読みます。
が、中には「よんごうびん」と読む人がいるようで、この記事もそのように入力したため、意味不明な4号瓶などと変換しています。

加えて言えば、この文章のライターは少し教養が不足気味。

江戸時代は専ら漢数字が使われていましたが、現代では漢数字とアラビア数字が使われていますが、きちんと使い分けが出来ない人が多いせいか、時として意味不明な使われ方を目にします。

誤:全体の1部では…
正:全体の一部では…
アラビア数字では部数などの量を示しますが、漢数字は文字通り全体の一部分を指すことから、一部となります。
(全体の2部は…なんて無いでしょ)

四合瓶の読み方ですが、「よんごうびん」でも正しいと書いてあるサイトを目にしましたが、単に量を数えるなら「よんごう」ですが、名詞或いは慣用句として使う場合は「しごう」と読むのが適切であろうと考えています。


4号瓶があるなら、3号とか5号とかの規格の瓶があるんないか?と思いますが、知らないとこうなるのかな…と思います。
商業媒体は正確性が命。
劣ればその媒体が見下されたりして低評価となります。


どうでも良いネタと受け止める人もいるでしょうが、それはどうぞご自由に判断なさってください。


教養のお話ですからね。
私自身も色々気をつけたいと常々感じています。

以上