航空祭の実施可否をやきもきしている人、中止を決めた人、強行したい人、様々です。

 

普通の雨なら航空祭を実施しますが、相手が台風🌀では構えます。

災害派遣の要請が出るような災害(被害)の発生を念頭に判断することは、自衛隊で常識。

 

結果論で、台風が大きくそれましたとなってもその判断に誤りがあったとは言えません。

 

 

問題行動を起こす撮り鉄と同じレベルのマニア連中は、やれ予約が済んでるとか言い出しますが、好きで来るわけなのでそれを言ってもしたかがないこと。

まあ、分かっているけど不満のはけ口として基地に迷惑電話(クレーム)を掛けてくるわけです。

 

 

こちらは本日(9/16)1800気象庁発表の台風14号の予想進路。

九州に上陸後、陸上を移動する時間が長ければ燃料補給が無くなるため勢力が弱まります。

しかし再度海上(日本海又は瀬戸内海)に出て燃料補給を受けると(海水温が高いほど台風は勢力を維持)、再度勢力を増します。

 

この点を考慮し、暴風圏である赤い園を見ますと小松は暴風圏の内側に位置すると予測(南寄りの進路の場合)できます。

加えて台風は反時計回りで渦を巻くため強い南風となります。

南には白山等がある山地。これがどの様に影響するかについては今現在知見が無いので書けませんが、十分警戒すべき状況になるのかなと思います。

 

こちらは米軍の予報。

進路及び速度については気象庁と概ね同じとみているようです。

 

 

次に当日の降雨予想。

GPV Weatherによりますと、航空祭当日9/19の11時の予報では曇りですが、南に雨雲が広がっており、南風と相まって時折雨が降るような状況と思います。

 

こうなるとシーリング(雲の底)はともかく、視程が悪く飛行には厳しい条件になると思っています。

ブルーインパルスの展示飛行や戦闘機の機動飛行は、安全確保のための気象条件(基準)が設けられており、その値を切ると飛行は中止となります。

例:視程10マイル以上、シーリング3,000ft以上など。

 

 

そんなわけで、私の見通しとしてはフライトは厳しいなと判断し、航空券、ホテルを断腸の思いでキャンセルしました。

台風の速度次第で航空祭中止も十分あり得ます。

 

 

台風の進路に目が行きがちですが、雨と風にも気を付けることが必要です。

飛行機:欠航、新幹線:徐行運転、高速道路:通行止め。

 

新幹線に乗るには小松から金沢まで在来線に乗る必要がありますが、新幹線よりも先に在来線が止まります。

つまり、在来線が止まれば身動きが取れない。

 

①小松空港へ移動し、リムジンバス等で金沢へ移動。(バスも運休かも)

②ここは気前よく、タクシーで金沢へ。(周囲に声を掛け、乗り合いで行けば安くなる)

③車で来た人を探し、どこぞの駅まで送ってもらう。(当然謝礼は必要?)

④小松の宿泊施設で1泊(早い者勝ち)

 

最悪のケースに対しての腹案はこの4案くらい。

 

 

雨なら松島に続き2度目。

空自の中に雨男がいるようですね。

10月に入れば天候も安定してきます。

航空祭は岐阜、浜松、築城、百里/新田原と続きます。

 

陸自の明野駐屯地や空自那覇基地は情報が出てきません。

那覇は無いのかな?

 

また、航空祭ではありませんがブルーインパルスが愛知県県政150周年記念行事の一環としてフライトが計画されています。(飛行ルートは協議中)

そして、10月末からは海自の国際観艦式関連行事としてフリートウィークが実施されます。

 

大きなイベントはまだあります。

F-15Jのマーベリック塗装を撮りたいと意気込んでいる人も多いようですが、もし撮れなくても仕方ありません。

執着するのはいいですが、執着し過ぎはまずいですよね。

 

 

私は頭を切り替えて、次のイベントの準備(情報収集や航空券、ホテルの予約)を進めます。

10月はほぼ毎週出撃のスケジュールが組まれていますので、「次」を期待します。

 

 

在りし日の083号機。

 

 

以上