自衛隊では越年に際し、庁舎、隊舎で大掃除を行い、1年の汚れを清め(綺麗にして)、新しい年に備えます。

 

部隊長が、大掃除の状況、整理整頓状況ほか、管理する施設の管理状況を確認するのが通例となっています。

早い話が、職場の大掃除。

 

ポリッシャーの取り合いとかよく見られましたが、最近は庁舎の廊下も絨毯が敷かれていることも多いですが、隊舎は必須。

なれると小指1本で掛けられるまでになります。

 

汚れを落とすので1回。

ワックス掛けるので1回。

 

ワックス掛けは拘る隊員がいると結構時間がかかります。

その代わり本当にピカピカ。

営内班の点検では、床が太陽の光を浴びてピカピカ、という部屋も時たまあります。

 

草刈り同様、最初はブーブー言いながらやりますが、途中からスイッチはいると凄いですね。

 

こうしたことは果たして家庭内で役立つかというと、窓ふきは役立ちますね。

最後は新聞紙で綺麗に窓を拭くと、極限まで透明度を上げか感じになります。

 

掃除やら終ると、餅つきが行われて、若い曹士がへっぴり腰で餅をつきます。

これは日本の文化を体験させるために行われます(なので若年者がつきます)。

 

おそらくこれをご覧の候補生の多くの方は、餅つきを未経験ではないかと思います。

子供の頃に幼稚園で・・・がせいぜいで、大人になったらそうした機会はまずないでしょう。

 

 

ところで、年末の大掃除の意義をご存じの方は?

1年の汚れを落とし、新しい年にお見えになる年神様をお迎えするため、と私は認識しています。

なので、年神様を意識しないのなら、大掃除は暑い夏にやろう!

台所の油汚れも落としやすいし~、となってもいいわけです。

 

 

欧米のバカ騒ぎ(渋谷の交差点含む)と厳かに迎える違いは、ここにあると思います。

文化の違いですから、どちらか一方が良いとか悪いとかの問題ではありません。

(いつも書いていますが、上流、中流と下流の差異があると思っています。)

 

 

日本

1月1日:元日

1月1日の概ね午前中:元旦

(元日と元旦の違いすら知らない人が増殖しすぎ~。)

 

欧米

1月1日:New Year's Day

 

 

※蛇足

元旦なのに、知識がないため元日と使うのを 確信犯

元旦に、知ってて元日と使うのを        故意犯

 

世間の多く人は故意犯を確信犯と誤用しています。

制限速度が40キロの道を、(標識を確認することなく)制限速度は60キロと思い込んで60キロで走る人は 確信犯

制限速度が40キロの道を、知っていて60キロで走る人は 故意犯

 

 

 

そういえば、昨日は銀行のATMが大行列でした。

月末、5,10日(ごとうび)→25日が土曜日のため でしたので、寒空の中大変そうでした。

ネットですれば・・・と思いますが、ネットに対応していない支払いだったり、ネットの振り込みが出来ない人もいたかもしれません。

 

年末は銀行ATM混雑しますので、お高い手数料を払えるならコンビニがいいかも。

待ち時間、時給換算してみるといいかもしれません。

 

 

クリスマス、今日が本番です。(笑)