探偵ブログ【JSDが送るこころの交信所】 -53ページ目
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浮気を止めさせる方法

カウンセラー『O』

今日も秋晴れでよい天気だ。しかし、こんなに快晴でも心が晴れていない人達はたくさんいるのだろうなあ・・・と考えていた時、電話が鳴った。
「夫の浮気なんですが・・・。相手の顔写真を撮りたい。」
彼女は電話口ではとても元気そうな声をしていた。しかし、私と会った途端、「なんでこうなって しまったの・・・私は夫が幸せであれば、浮気している女性と幸せであれば・・・」
私は彼女を救ってあげたい。心底そう思った。相談に来られる女性は 殆どの場合が『自分が至らないから。私が我慢すればそれでいいんだ。』そう言い聞かせている人達が大半である。
この世の中、男と女がいる限り『浮気』という言葉は絶対に無くならない。しかし、『浮気を止めさせる方法』はある。ほんの少しあなたが変われば、ほんの少し夫(妻)が変われば。

30年越しの決意

カウンセラー『O』より

午後11時、事務所の一本の電話が鳴った。
『もしもし、結婚調査じゃないんですが・・・結婚調査じゃないんですが・・・私の気持ち・・・わかりますか?』
私は、電話の向こうの女性を落ち着かせ彼女の発する言葉に耳を傾けた。電話の向こうの女性は私の母親と同じ位の初老の女性。しかし、彼女の気持ちは『恋する少女』であった。
  『私は30年もずっと我慢してきました。25歳の時、気づけば彼の赤ちゃんを妊娠していました。彼は駆け出しの医者の卵でした。彼を好きになったけれど全く彼の事を知らなかったのです。私は、彼に結婚をして欲しい、そしてあなたの赤ちゃんを産みたい・・・こう伝えたくて彼の元に向かいました。彼は、車で私を迎えに来てくれました。車の助手席の下には、見たこともないヒールが置かれていました。彼はそのヒールを手に持ち・・・ごめんと一言・・・気がつくと私は、一人寂しくアパートに居ました。私が堕胎したのは男の子と女の子の双子でした。』
  『そして30数年経ち、私も定年退職を向かえて、当時の気持ちを彼に伝えたく、そして、30数年引きずってきた気持ちを捨てようと、再び彼に会いました。・・・彼は30数年前のままの彼でした。
  気がつくと彼の住むマンションの近くにアパートを間借りして住んでいました。2度恋をした私は、彼を自分のものにしたい・・・そういう気持ちがこみ上げてきたのです。今、彼は奥様と一人の子供いると薄々知っています。でも、私は・・・彼を愛してしまっているのです。このまま、彼の本当の気持ち、彼の本当の生活を知らないまま、あと僅かな人生を閉じた方が良いのか。・・・でも彼の事を知りたい。』
私は、彼女にこう伝えた『本当の事を知って、そしてあなたの本当の気持ちを彼に伝えなきゃ。生まれてこられなかった2人の子供のためにも。』

≪祝≫JSDのブログをスタートいたします

≪祝≫JSDの公式ブログがいよいよスタートしました!!
様々な方々から「JSDはブログ作らないの?」といったお問合せもあり、私共JSDも過去の経験や実際にあったご相談内容を一般の方々に知っていただく事によって、今現在お悩みの方や今後トラブルに巻き込まれた際の、何らかのお役に立てればと『ブログ』を立ち上げる事になりました。

「JSDって?」と思われている方の為に少しご説明いたしますと、『JSD』は広島県に本社を置く、
『総合探偵社』で、正式名称を『株式会社日本総合探偵社』と申します。
JSDは元警察出身者及び専門カウンセラー等によって運営されており、各種トラブル(家庭問題・ストーカー・嫌がらせ・行方捜索・金銭トラブル等)に対し専門カウンセラーが親身になって対応させていただいております。※詳しくはhttp://jsd-tantei.net を御覧ください。
ですので、このブログでは、私共JSD職員が体験した『こころ暖まる話』や『奇妙な話』等、真実に基いた内容を公開させていただきます。
※公開する内容はプライバシー保護の為一部内容を変更してお伝えいたします。

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