クロダイ以外の楽しい魚 | 闇から舞い降りた無線通信士の日記

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自然や趣味に関したネタを書いてみようと思っています。無線関係・クロダイ釣り・オオクワガタ(休止中)・里山散策・・・など。30年以上誰にも教えていないネタなども気が向けば書いてみます。

新潟県~山形県沿岸では、いつ行っても魚に遊んでもらえます。魚にとっては命がかかっていますからハリを外す事で必死です。


メモを見ると全てではないが、クロダイは1000枚を軽く越えていましたが、1989年・平成元年にクロダイ釣りを始めて今日まで持ち帰って来たクロダイは3枚のみ。もう20年以上持ち帰って来たことはありません。


理由は「クロダイを持ち帰って来ると次は99.99%釣れない」というジンクスがあるからです。クロダイを始め釣った魚を痛めず丁寧にアジを除いて全て海に返すと次のクロダイ釣りがどんなに劣悪・最悪な条件であっても釣れるジンクスがあります。アジも多くて10匹ぐらいまでで、必要最低限・帰って家族で食べる分しか持ち帰りません。アジの爆釣がありますが、持ち帰る分をキープしたらどんなに釣れても釣りをやめる事にしています。


今日はクロダイ釣りでたくさん釣れる「小さい魚」みんなに「エサ取り」として粗末に扱われている魚の画像が残っていたのでアップします。

私は「エサ取り」も好きですし、クロダイよりも「フグ」と根比べで釣れるだけ釣ります。(笑) 釣ったら痛まないように丁寧に海に還します。

何も釣れない釣りよりも忙しい釣りの方が楽しいですし、エサ取りの魚は海の様々な条件・クロダイが寄ってきたサイン・クロダイタイム終わり・を教えてくれます。エサ取りが全く釣れずにクロダイだけ釣れる釣りなんか楽しくないと思います。私なりの読みと合わせて画像をアップします。


エサ取りの定番 嫌われるフグ。私は好きです(^^)

手洗いボールに海水を入れて画像を撮りました。
フグとアジとアイナメです
初夏になる頃からどこでもフグが釣れ始まります。
クロダイ釣り本番の11月末~お正月でもフグは釣れます。真夏にフグの猛攻を受けますが私は嫌いではありません。このフグってクロダイが寄ってきた事を教えてくれますし、クロダイ時間の終わりも教えてくれます。フグの活性が高い時は海水温が高い事を教えてくれています。フグが何匹釣れるか?根比べでフグ釣りに集中して釣っても連続100匹を釣るのは至難の技です(笑)。
フグも大事に海に還しています。

シノコダイ (クロダイの子供)
庄内では歳をとってクロダイ釣りを引退しシノコダイ釣りに転向する人がいます。ハリス0.2~0.4,道糸0.6,柔らかく短い竿で専門に釣ります。
シノコダイ釣りの文化が庄内にはあって、酒田と鶴岡では少し違います。
大きなクロダイと違って綺麗な色で私は好きです。シノコダイが爆釣する時はもっと潮が動いている他の場所へ移動しろ。のサインです。シノコダイと40cm以上のクロダイが同時に爆釣することはありません。
庄内にシノコダイでダシを取って作った伝説のラーメン屋があったのですが、かなり美味しいらしいが私は食べた事が無いです。今は閉店したような事を聞いた事があります。

カスゴ (マダイの子供)
これも6月から10月頃まで爆釣します。釣っても釣っても入れ食いでハリスが太かろうがハリがデカイだろうがガツガツ食ってきます。
カスゴが爆釣する時は場所の海水塩分濃度が若干高めですよーのサインです。クロダイ釣りならもう少し塩分濃度の薄い場所へ移動しろ のサインです(笑)
新潟県の漁業規則ではこのサイズのマダイは採取してはいけないと決まっているはずです。庄内の小学生が野外活動でマダイやヒラメの子供を海に放流しているのを知っているのでたくさん釣れる時は場所を変えます。
子供達が放したカスゴだと思って丁寧に海に還しています。





タカバ  (イシダイの子供)
これもカスゴと同じで、爆釣する時は海水塩分濃度が少し高い事を示しています。
手のひらサイズの小さいタカバでも軽い竿ならリールもろとも海に引きずり下ろします(笑) タカバとシノコダイが同時に釣れる時はシノコダイは底、タカバは少し上の層で釣れるので棚・水深を教えてくれます。



アイナメ
アイナメがたくさん釣れる時はハリが底に届いている事を教えてくれています。
今は立ち入り禁止で防波堤に入れませんが、海が時化た時にテトラポットに避難している30~40cmのアイナメが防波堤とテトラポットの間で爆釣になる時があります。私はアイナメは美味しいと思わないので全て海に還しています。


ベラ  (キュウセン)
私はベラの爆釣を経験したことがありません。10分程度でポツポツと釣れる程度です。ベラが釣れる時はエサが底近くに届いている事を教えてくれています。
海底に変化のある場所でも砂地が多い場所でよく釣れます。




マハゼ
一回ハゼを釣ってみたくて新潟の荒川河口で挑戦してみたら・・・面白いように入れ食いでたくさん釣れました。天ぷらが美味しいと聞いた事がありましたが、初めてのハゼですし、「ハゼ釣り」として来た時に頂戴しようと全て還しました。
他の釣りでも楽しいと思ったのは久し振りでした。
20cmぐらいのサイズばかりだったので想像よりも大きいと思いました。


ゴンズイ
20年ぐらい前辺りから新潟下越でもゴンズイを見るようになりました。ちょうど庄内でアイゴが釣れたと話題になった頃と同じです。
素手で触ってはいけないと知っていたのでタオルデ掴んでハリを外して海に還しました。温暖化で生息域を伸ばして来たんだろうと思います。


シロギス
イワイソメやアオイソメ等の虫エサで砂地の多いポイントで底に付けているとシロギスが釣れる時があります。笹川流れのあるエリアに今頃の時期に行くと30cm前後の大きいシロギスが休む暇もなく釣れ続けます。その場所に今まで釣り人が入っているのを見たことが無いです。みんな知らないんだろうねーと思います。
シロギスはあまり食べてみようと思った事が無いので食べた事はありません。全部海に還しています。
荒川河口周辺のシロギスは小さめです。
ふた回り小さいサイズです。


ココからはオマケです。
ボウチョウガニ?
防波堤やテトラポッドで釣りをしているとカニがわんさか寄ってきます。
付けエサのオキアミを足元に落とすとカニが食べます。釣り人慣れしているのか?オキアミをくれると知っているのか?(笑)
手洗いボールに捕まえて入れてみました。釣りエサにする事無く全て放しました。



ウミネコ
新潟県の笹川流れでクロダイ釣りをすると天気の良い日でおだやかな時は何故か私の所にウミネコが寄ってきます。今日はウミネコはいないと思って釣りを休憩で弁当を食べようと出すか出さないうちに次々と飛んで来ます。人慣れした個体は肩の上に止まります。後ろから突然のドロップキックは結構な衝撃です。
ミズカキがある分、鳩と違って肩や服を汚されます。ウミネコには悪気は全く無いのは解るのでやられるがままです。
昔は寄ってくる事なんか無かったのですが、笹川流れの観光船でウミネコの餌付けを始めてウミネコが人慣れしたんだと思います。
飛んで来たウミネコの両脚に釣り糸・ワーム・ルアー・釣針がぐしゃぐしゃに絡み付いている個体を捕まえてハサミで切って外した事が何度もあります。
ある漁港で釣りをするとすぐ横に付いて一緒に歩いて付いて来るウミネコがいました。「飼っているなだが?」と言われた事もありました。(笑)
コイツ です。


他の釣り人に寄っていかないので、人が好きな訳ではないようです。(笑)
前に脚に絡み付いた釣り糸やワーム・ルアーを外してあげた個体なのかも?
最近は行っていないのですが今も元気に生きていると良いです。


ハクチョウ
冬のクロダイ釣りの帰り道の途中、国道7号線を少し外れて田んぼの農道できがえをするのですが、時々ハクチョウが群れで寄ってきます。
美味しい岩船産こしひかり の落ち穂をついばんでいる盧でしょうが、わざわざ群れで走って寄ってくる事があります。一番強そうな奴が後ろからくちばしでつついて来る事もあります。車からタブレットを取って画像を撮ろうとしたら一斉に早足で離れました(笑)なにもしないから(笑)
まだグレーの毛が残った子供を挟むように移動するのは子供を守る本能だと思いました。その時の画像です。(笑)



私は基本的に人のいない場所で静かに釣りをするのが好きです。
魚や自然の生き物がいつも楽しませてくれます。

米沢ではハクチョウから寄ってくるなんて事は無いです。新潟の人・田んぼの持ち主がハクチョウを大切にしているからなんだろうと感じます。

次回はクロダイ釣りをしている内緒の場所をいくつかアップしてみます。
新潟・庄内の海はいつ行っても楽しいです(^^)