先日クリーニングした柱時計。
明治時代の物ですが、ゼンマイを巻いて6日経ちましたが、15秒ほど遅れ始まったようですが、140年前の物ですが現役でほぼ正確に動いています。
YOUTUBEでいろんな柱時計を拝見させて頂きましたが、ゴンゴンゴンと打つ早さが異常に早い物や、歯車が片減りしている物がかなり多いなーと感じました。
柱時計の振り子・左右に振れる時の長さ・歯車を噛むタイミングと強さは均等で無ければいけませんし、ゼンマイを巻いた後もある程度の間隔を開けてなるのが正常だと思うんです。
これ時計屋さんに修理・調整として出すと必ず壊されます。(時計屋さんに言われます)(笑) 時計屋さん曰く私の調整・メンテナンスはかなり上手いとの事です。(もちろん社交辞令です(笑))
年に1回注油するオイルも正確な粘度の物を使わないとゴンゴンゴンと羽が早く回るようになって忙しい鐘打ちをするようになってしまったり、ゼンマイの力加減が変わったりしてしまうので、修理や調整が上手く出来ないらしいんです。
ちょうど15時になるところだったので、普段全く気にしていない「振り子と歯車の音」「鐘打ち」の音を聞き耳立ててチェックしてみました。
鐘打ち側の方だけゼンマイを巻いたばかりなので少し羽の回転が早めですが、このぐらいなら悪くはないと思っています。2日目位からゆっくりちょうど良い感じでウズを打ちます。
ウズ巻き鐘の音はもっと良い音がしますが、あまり響かないようにビニールテープを巻いて反響を抑えてあります。
この時代の柱時計はSeth Tomas、Water Barry、New Heaven、Ingraham、Welch、などいろいろありますが、Ansonia製が好きです。
10数年前、道具として本当に価値のあるものが欲しくてかなり勉強しました(笑) 骨董品屋やネット・動画サイトには正しい情報が無いうえに転売・金儲けネタを目的と思えるような情報ばかり。ゴミを叩いてタダ同然で手に入れ、修正しまくった価値の無い物にボッタクリ価格で転売するのは私は好まないのでスルーして信じないようにしています。
良い状態のオリジナルの柱時計って意外とまだ存在しています。
賢いお年寄りの人達は骨董品屋や転売屋には出さず、大事にする人や本当に好きな人を見抜いてご好意で譲ってくれます。
私のも時計屋さんがわざわざ年配の方を紹介してくれてタダで譲って貰った柱時計なんです。年配の方が本当に好きな人で大事にしてくれる人がいたら教えてと時計屋さんに言っていたそうです。なので大事にしています(^^)
流石に高さが1.5mもあるドイツ製の高そうなホールクロックはもらいませんでした。1時間に15分・30分・45分・正時には透き通るようなウエストミンスターが鳴る綺麗な琺瑯文字盤の時計ですが、私の家には合いませんし、高級過ぎる物は要らないです(笑)
好きな人で大事にしてくれる人にあげたいと言っていましたが、まだ里子に出ないで家にあるそうです。骨董品屋と腹の黒い人にだけは絶対にやらないと言っていたのには笑ってしまいました。(笑)
このアンソニアの柱時計、あと20年は頑張って欲しいです(^^)