『御縁行脚 』〜今日も どこかで ご機嫌さん〜 -2ページ目

『御縁行脚 』〜今日も どこかで ご機嫌さん〜

じっちちでございます♪播磨の田舎で週末農作業に励む50代のオジサン。人見知りなのに、記念スタンプ集めやお遍路さんにハマる不思議な性格。座右の銘は「七転び八起きで転んでばかり」。転がったままでいいじゃないかと思いながら、今日も元気にズッコケております。

えぇ、えぇ、皆さま!

ご機嫌いかがでしょうか?
じっちちでございます♪
♪( ´θ`)ノ

今回の旅で学んだ事....
「絶景という土地は、旅人に容赦しない(笑)」

行けば、どこも景色が良い♪
食べ物はうまい!!
値段はお財布に優しい♪

・・・・つまり。
おじさん達(筋肉痛+満腹+汗だく+喋りすぎで息切れ)を一切、労わる気のない土地である(笑)

決して絶景が悪いのではなく。
我々おじさん2人の堕落した生活が悪いのである(笑)
σ^_^;

絶景は、旅人を待ってはくれない。
絶景は優しい顔して、旅人に甘くないのだ。

さて・・・・

高屋神社で死にかけ
(運動不足で)

銭形砂絵では何も起きず
(アクシデントを待っているのではなく)

高速道路を100k爆走して、うどんを喰らい、その後は睡魔とのガチの死闘(笑)
(^◇^;)

そんなおじさん2人が次に向かったのは……

四国最北端「竹居観音寺」
(またの名を「竹居観音岬」)

意外と知られていない絶景ポイントである

「古くから海の守り神として船乗りに信仰されてきた寺。荒々しい瀬戸内海とともに生きてきた祈りの地である。」

📌【竹居観音寺の由縁・歴史(要約)】

瀬戸内海西部は昔から“海の難所”。
船乗りたちは航海安全・大漁祈願を祈り、
岬の断崖に立つこの観音堂を深く信仰してきたという。

海とともにあり、
海に生かされ、
海に祈り続けてきた場所。

なんだかんだで、竹居観音寺 駐車場到着♪




「はい、また歩きますよ〜」と、車を降りて
歩き始める、おじさん2人。



細くて車が通りそうな道を
「いやこれ、来たらアウトやろ…?」と
ビビりながら進む。

ココから下に降りていきます。





そして出てきたのは下り坂(汗)
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

「下るということは……帰りは登るということ。」
タケちゃんとじっちちは悟る。
(ーー;)💦


タケちゃん & じっちち
“坂に対する魂のボヤき”

じっちち:
「タケちゃん…また坂やで…?」
(ーー;)

タケちゃん:
「いやいや…さっき高屋で死んだやん....俺ら…。
せめて最後ぐらい休ませて欲しいなぁ…」

じっちち:
「お四国さん、ほんま容赦ないなぁ…。(笑)堕落した、おじさんに優しくない観光地 第1位かもしれん(笑)」

「ちゃんと生きろぉ!って(笑)」

タケちゃん:
「帰りの登り坂考えたら、今もう気持ち折れそうやん(汗)」
(−_−;)


しかし.....結局、おじさん達は坂に身を任せて下る。



重力に負けた人類の姿がそこにはあった。

足に力が入らなくなった、おじさん達には
重力に負けて「海に落ちていくコント」だけは避けなくてはならない(笑)
σ(^_^;)

さて、いよいよ
四国最北端の地なのである♪



四国遍路で足摺岬には行ったことがあるので

今回で四国最南端・最北端制覇なのである♪




風が強い。
潮の流れも想像以上に速い。

じっちちは思う。

「海って…生きてるんだなぁ」

御朱印もいただき♪





さらに奥の奥之院へ



海岸線ギリギリを歩き、
「ようこんな場所に建てたなぁ…」と
職人さんの執念に頭が下がる





岬の先に鳥居が現れ、
そこから見える海の青がまたたまらない。




手水舎には龍神様??




「えっ?龍神なの??」
と驚きながら進むと、岩の間に奥之院が...





読むとビックリ。
龍神様オールスターが勢揃い。

◆龍神たちの説明(要約)

●大黒龍王
大地を司る“地の龍”。守護と生命力アップ。

●銀龍王
浄化・清めを司る“水の龍”。悪縁を断ち、穏やかな道へ。

●八大龍王
八方を守護する強大な龍。天候・災害まで司る自然界の守護者。

じっちち:
「えぇ!? 銀龍さんまで!?
八大龍さんも!?
これ…呼ばれてるやつやん完全に(笑)」

タケちゃん:
「役行者様までいるで!? 行者率高いぞ今日!」

テンション爆上がりのおじさん2人。
絶景をパシャリ。


(演出加工あり(笑))


海風が心地よい。


(演出加工あり(笑))


絶景を堪能して
心を癒されたのだが.......

しかし…忘れていた。
下れば登るのだ(笑)

........あの坂を。
........あの 最後の登り坂を。



無言の笑顔が怖いおじさん達(笑)

登り始めて3分──汗だく。
5分──足が笑う。
8分──もう本人も笑う。


そして事件は起きた‼️


坂の途中で......
地元のおじさんが物置の修理をしていて

古びた小型ラジオ(AM)が、
ポツ…ポツ…とノイズ混じりに流れている。

そのラジオから急に・・・・

♪「ほぉらぁ〜前を向いてごらん〜」
Kiroroの「未来へ」が流れ始めたのだ。


♪「ほぉらぁ〜前を向いてごらん〜」

突然の応援ソング。
しかし....状況は地獄の上り坂。

ここでタケちゃんが振り返って一言。

タケちゃん:
「じっちち!
Kiroro が言ってるぞ! 前を向けって!(笑)」

じっちち:
「いや、前向いたら坂しかないのよ!?
これが俺らの未来ってこと?(笑)」

♪「それがぁ〜あなたのぉ〜歩む道ぃ〜」

タケちゃん:
「おい、歩む道が ずっと上り坂なんだって(笑)
曲にまで、いじられる旅人は 俺らぐらいじゃない?」

じっちち:
「未来、どっちかというと下りが良かったなぁ…絶景、優しくないなぁ…(遠い目)」

♪「あれがぁ〜あなたの未来ぃ〜」

タケちゃん:
「未来が坂の上にあるらしいぞ(笑)」

じっちち:
「もう、今、未来より先に膝が終わりそうや(笑)」

2人:
「でも…なんか元気出てきたなぁ、これ(笑)」
ヽ(*^ω^*)ノ

そして駐車場へ......

汗だく、息切れ、でも.....笑顔(笑)
もう...何だか、何もかもが 面白くて笑けてくる(笑)
( ^ω^ )

俺たち......
こんなに疲れる思いして.....
何しているんだろうって(笑)

そして、そっと........汗を拭うハンカチを見て
おじさん2人は悟る。



「四国旅で一番働くのは、小さいハンカチだ(笑)」

小さいハンカチ...乾く暇ゼロ(笑)
タオルの方が安定雇用されている土地、それが今回の四国旅。


家路に向かう車中....。

タケちゃん:
「俺たち…なんで坂ばっか登ってんの?」

じっちち:
「知らん。絶景撮りに来ただけやのに…
まさかKiroroに励まされるとはなぁ…」

タケちゃん:
「でも…いい旅ですなぁ♪

じっちち:
「うん。しんどいのも、笑えるのも…旅ですねぇ〜♪」


最後の締めです。
道の駅「源平の里むれ」でスタンプゲット♪




地元マンホールも忘れずに♪



津田の松原SAでもスタンプゲット♪






四国 → 淡路島 → 本土へ。




疲れすぎて逆にテンションが おかしくなった
おじさん2人は.....

新たなる、次の旅の相談をしながら帰っていったのでありました♪

〜 おわり 〜


長々と四国絶景の旅にお付き合いくださいまして
ありがとうございました♪
♪( ´θ`)ノ

この旅の1週間後に再び近場ですが旅に出かけましたので、近々、ブログ記事にアップしますね♪

流行り病にはお気をつけくださいねぇ♪
ではでは、じっちちでしたぁ〜♪

ヽ(*^ω^*)ノ♪