出雲大神宮 | 七転び八起き?転んでばかりの私は傷だらけ

七転び八起き?転んでばかりの私は傷だらけ

じっちちでございます♪播磨の田舎で週末農作業に励む50代のオジサン。人見知りなのに、記念スタンプ集めやお遍路さんにハマる不思議な性格。座右の銘は「七転び八起きで転んでばかり」。転がったままでいいじゃないかと思いながら、今日も元気にズッコケております。

えぇ、えぇ、皆さま!
ご機嫌いかがでしょうか?
じっちちでございます♪
♪( ´θ`)ノ

さて、明日10月4日(土)はですねぇ……。
かねてより「絶対に行きたい!」と胸を高鳴らせておりました、あの四国の天空の鳥居!


(画像をお借りしております)


そしてさらに、四国最北端・竹居観音岬ッ!!

(画像をお借りしております)


──の予定だったんですよ。
予定……だったんですよ……(汗)
(^◇^;)

ところがどっこい!
私のテンションが上がった瞬間に必ず雨になるという、“自称・低気圧の申し子”こと私じっちち。
今回も、日本気象協会が「もうヤダ!」と泣いて帰るレベルの雨男パワーが炸裂ッ!!
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

えぇ、もうね、行かなくても分かる。
「天空の鳥居」は、確実に雲の中にスッポリIN!!
絶景どころか、“本当に天の上”に行ってしまわれる事態でございます。

……いや、多分、もう見えるのよ。
ただただ白い。
白い雲の中に、おっさん2人が「絶景...見えんなぁ〜」なんて、鳥居の前でたたずむという景色(笑)
(・・;)

そんなわけで、泣く泣く四国旅は11月に延期!!
旅友・タケちゃんと「さて、どこ行く?」と協議の結果……
方向をガラリと変えて、東へGO!


......で、おっさん2人が
向かった先は「元出雲」♪

はい、やって来ましたのは
京都・丹波國一之宮 旧国幣中社
『出雲大神宮』



ここ、実は“元出雲”と呼ばれております。

というのも、この地こそが出雲信仰発祥の地と伝えられておりまして、島根の出雲大社よりも古い由緒を持つとされる神社なのです。



なんでも、出雲大神宮の御神体「御影山(みかげやま)」は、“国産み神話”のころから神々が降り立った地とも言われ、地元では「出雲の本元」「元出雲」と呼ばれているんですねぇ。

──と、そんなありがた〜い場所に降り立った我々を迎えてくれたのは。

はい。

暴風。


もうね、髪の毛どころか、魂ごと持っていかれそうな勢い。
神様の“歓迎の風”と言えば、たいていは「そよ風」とか「優しい風」って話なんですが……
いや、これ暴風。
神様、強すぎません?(笑)
(ーー;)💦

暴風の中、ふらつきながら鳥居をくぐると、そこにありました。
さざれ石🪨!


国歌『君が代』に詠まれているあの石ですよ。

少し参道を進むと......


由縁の説明板もあるんですが、これ、ある程度歴史の基礎知識がないと頭に入ってこない。
目で読んでいると、難しい漢字が多く、どこを読んでいたのか迷子になってしまいます(笑)




さて、身を清めるべく手水舎へ。
現在の手水舎でまず清め──


そして本来の禊ぎの場所
「真名井のいずみ」でもう一度。



この「真名井のいずみ」、古代から“神の水”として崇められており、
ここから湧き出す水こそが生命の源だと伝わっております。

参道を進むと、その先に「大八洲國國祖神社(おおやしまのくにくにのみおやのじんじゃ)」という立て札が......

出雲大神宮と呼ばれる前の
神代の時代の社名ですかね。




説明によると、この御影山、壱万年前以前から御神山なんだそうです。
いやいや、1万年前って。
まだマンモスうろついてた時代ですよ⁈
そんな太古から信仰が続いてるなんて、ロマンがすごい。

ここで私は、古神道の作法に則り、柏手を8回。



ここで、いつも通り、突然太鼓が鳴り始め祝詞が始まりました。

神社に行くと本当に、偶然か必然か?祝詞やら祓いが始まる時が多いのですよ。


さて、いつも通り祝詞というBGM (笑)で柏手を打つのですがねぇ♪

この「柏手の回数」、実は古神道ではちゃんと意味があるんですよ♪
♪( ´θ`)ノ

“なんとなくパンパン”じゃないんです。
拍手ひとつにも、祈りの階層と意図があるんです。

拍手回数
意味・目的
使いどころ

2回
基本の感謝・祈願
一般的な神社参拝、日常の感謝を伝えるとき

3回
天地人への敬意
古神道や自然神(山・川・森など)を祀る場所

4回
四方(東西南北)への感謝
自然全体・四季の恵みへの祈り

5回
五行(木・火・土・金・水)への敬意
健康・生活・自然との調和を願うとき

6回
六方向(上下+四方)への感謝
万物の神々へ、広く祈りを捧げるとき

7回
七曜(太陽・月・五惑星)への敬意
特別な祈りや、神秘的・深い願いを込めたいとき

8回
八方・八百万の神々への敬意
全方位、万物を司る神々への祈り・自己紹介


つまり、私がここで打った八拍手は──
「じっちちと申します! 本日、神々のふるさとにおじゃましております!」
という、いわば“神界への名刺代わり”みたいなものなんです。

──いや、もうね、神様方も「おっ、来たなじっちち」と思ってくださってると信じたい(笑)
(^◇^;)

拝殿を後にし、いよいよ本来の聖域・鎮守の杜へ。



目指すは御神体「神乃磐座」!



途中、春日社の御祭神・タケミカヅチノカミ(地震を制御する神)にもご挨拶。



そして……ついに到着ッ!
御神体「神乃磐座」。


その先には龍神様のいらっしゃる「御蔭の滝」。



さらに禁足地の手前
「上の社」には素戔嗚尊と櫛稲田姫命。



ご挨拶を済ませ、再び「真名井のいずみ」に戻って神の水をいただきます。




……あぁ、ありがたい。
暴風と霧雨にさらされながらも、なんだか心が洗われる気がしました。

帰り道、弁天様にご挨拶をして



ふと参道の脇を見てみると……
砂利がハート型になっていて、その中にドングリや木の実が、いっ〜っぱい(笑)


なんでしょうね、こういうの。
神様も粋じゃないですか(笑)

雨は霧雨、風は相変わらずの暴風。

「元出雲」でのご挨拶、無事に終了いたしました。



いや〜、ほんと神様……風、強すぎます。
(あの勢いで歓迎されたら、次は飛ばされるかもしれません)

禊ぎの雨だけでは、我々おじさんの日頃の穢れが落ちない為か?暴風で穢れを吹き飛ばそうと.....

壱万年前からおられる神々が本気で穢れを落とそうとしているぐらい

我々おじさんの2人は汚れているのか?(笑)
(;´Д`A

というわけで、今回の旅ブログ記事は
ここまでです♪

まだまだ、この旅の先が長くなりそうなので
数回に分けてお届けします.....

皆さま、次回も
どうかお付き合いのほど
よろしくお願いいたします♪

ではでは、じっちちでしたぁ〜♪
ヽ(*^ω^*)ノ♪