祈り
いつでも強くあれますように
祈り
いつでも全力であれますように


溺れてしまうこと
よく解るのさ
あの美しい水流は
僕の目を奪い
心を焦がし
焦がしてゆくから


目を背けていよう
君が海原へ向かうように
僕もまたあの山の向こうの
月明かりへと歩むさ



祈り
願いが叶いますように
祈り
全てが終わりますように



祈り
最期はまたここへきて
心ゆくまま溺れていられますように
君へ

「助けて」と叫んだのに
君は救えないと言う
夏が始まるそんな日に
馬鹿みたいに空が青くって
切ないよ


ねえ知ってる?
僕を救えるのは
あなたただ一人


ねえ聞こえる?
暗闇に慣れてしまったよ
教えてほしい
その場所からは何が見える?


ずっと幸せになることは
いけないことだって思ってた
夢叶えても富得ても
何一つ満たされない事を知って
大事なことに気がついたの


ねえお願い
ずっと僕の側にいてほしいんだ


ねえもう一度
あの日の僕をそっと
取り戻しにゆきたい



幸せになりたいんだ本当は
もう偽らないよ
素直になりたい



ねえもしも
君が幸せなら
僕はそれでいいけど
でもホントは
ちょっとくらい
気にしてほしいなあ


ねえもしも
君を困らせるなら
こんな思い消したいけど
ごめんね
もう戻れないところまで来てしまった


困らせたいよ
夏が始まる
青い空の下






不完全なヒーローの君が
酔っぱらって夢を語ってる
必死に拵えたプライドの鎧も
脱ぎ捨てて子供みたいさ


でも僕はなんだかすごく嬉しかったんだ
本当の君に触れられた気がしてさ


いつだって無理してカッコつけてどうするんだい
ありのまま吐き出す君はもう十分
人間らしくて格好いいっていうのに
それに気がついてないのかい


僕はいつもここにいるよ




ホントは傷つきやすい癖に
いばらの道を行くのかい?


だって君は
そんな風に高々と
鋭い刃を振り回したって
僕にはわかってるんだよ
ホントは
臆病過ぎるくらい臆病じゃないか


胸のうちではいつだって
そっと
認めてほしいと叫んでいるじゃないか
負けたくないと嘆いているじゃないか



優しすぎるくらい優しい
そんな君は
不完全なままヒーローになってゆく


僕はそれをずっと見ていたい
いつでもここにいるよ



僕もまた不完全なまま歩んで行く
完全に限りなく近く見える
君の背中を追いかけ
夢へと