予報から想像していた以上に波があり、足下にかなりのサラシが出ている状態だったので、「これは厳しいかな…………?」と思ったが、尺越えを含む三匹の良型が釣れた。

普段はあまり人の居ないポイントもさすがにGWは満員御礼、ジグサビキで遥か遠くの鯵が数匹釣れていたので、次回以降は超遠投タックルも持ち込みたい。
その後、興津にて海猿さん、しまさん親子と合流、恒例のAjing Boot Campへ。
我が娘も参加回数を重ねる毎に参加メンバーとして自覚が芽生えたのか、今回はしまさん家のカナお姉ちゃんとソータにいちゃんにべったり。

そーた&はる子、愛のハンモック。
そしてキャンプ恒例の海猿カレー。

はる子は、「うみざるサンにカレー、もらわなきゃね!」と配給をうける。
今年は例年に比べご飯も上々の出来栄え。キッズ達もみんなおかわり。
その他、海猿親方の「鯵の卸し方講義」あり、「ワカメの美味しい食べ方講習」あり、楽しい時間を過ごす。
ガッツリ喰った後は、今回のメインイベント、愚娘はる子のアジングデビュー。
工房海猿謹製の「はる子Special. 5.6titanium」を引っさげてのデビューなんだが…………………

あそこや………………

あのポイント…………………

そしてあの港でも頑張るんだが…………
残念!この休みは大人の自分ですらなかなか鯵に巡り会えない程の渋い状況で、はる子に鯵を釣らせてやる事は叶わず。
次回は徹夜で特級ポイントを場所取りしてやる事を約束し、ほろ苦いデビュー戦となった。
残念だったので「はる子Special」を拝借し、独り興津のテトラへ。
真っ正面からの向かい風だったが、単体1.2gを丁寧に沈めてやると、「コツッ!」と反応が返ってくる。
釣れてくれるのは豆鯵が主体ながら、「釣りガール」使用のこのロッド、感度は素晴らしく、レギュラーテーパーの恩恵か、バラしが少ない。
こりゃあ楽しいロッドだね、はる子より拝借する機会も増えるかも。
キャンプの食材確保という事もあり、豆鯵含めフルキープ。

Maxはこんなもん。

途中、如何にも出来そうなアジンガーがテトラに乗り込んできた、と思ったらダイスケさんで、パパッと数匹釣ったと思ったら、親父さんに「鰹」を買って帰らなきゃならない、と早々に引き上げて行った。
日が暮れる前にテントサイトに戻り、釣りたてを直ぐに捌いて唐揚げにしたところ、骨せんべい含めキッズ達には好評なり飛ぶような売れ行き。
翌朝は独り、南房のテトラへ。
風も波も結構あり、濁り含め厳しい感じではあったが、潮も払い出す感じにはなってきて「これは良いんじゃないの!」と思ったがノーフィッシュ。
いや、鯵の代わりに鰯が沢山。

アジングでこんなに鰯が掛かった事は初めてってくらい、鰯が寄っていたが、鯵は釣れず、無念。
大本営宿営地まで戻り、名残惜しくもキャンプの撤収を始めたが、ここまであんなに天気が良かったのに、やっぱり降ってきた雨。
最後の最後で予定調和の如く降りしきる雨の中、Ajing Boot Camp 春の陣は終了しました。
解団式の後、実家へ戻り、それでもまだ釣り足らないと南房をネッチリ調査するが、悪天候の中ノーフィッシュで終了。

今回はまったりしたキャンプとなったが、楽しいGWを過ごした。
外房も豆鯵主体の釣果となり、どうやら夏の海の雰囲気になってきた模様。
これからしばらくは鹿島か?
そんな想いを馳せる時期がやってきました。
しかし……………南房のデカ鯵、まだまだいけるか?!