実家でのお昼寝からPM 4:00起床。
いつもならもう少し早く目覚めて第2ラウンドに突入するのだが、今日はさすがに疲れた。
だいたい土曜夕方から、都内~千倉~勝浦で朝マズメまで~千倉に戻り~夕マズメまた勝浦方面~千倉に戻り夕飯~都内へ戻る、ってスケジュールは、だんだん情熱だけではカバー仕切れなくなってきた。
そこで、「南房調査隊」結成!!
いや、1人なんで、「南房調査員」ここに誕生!!
どっからが南房なのか定義は解らないが、千倉からまずまずの距離でのポイント調査をしつつ、日曜夕方の移動をもう少し楽にしたい。だいたい鴨川辺りを北限にしたい。
しかし、そんなにみっちりとやった事が無いとは言え、鴨川より南では未だ釣果無し。っていうかアジンガーを見たことがない。何でだろう?カゴ師は良くいるんだけど、アジングをやってる人ってホントにいない。偶然か?
カゴ師がいるってことは、間違い無く鰺はいるんだろうし、食性か?地形的なものか?アジングが成り立たない原因が何かあるのか?
だいたいいつも勝浦から千倉に南下する途中、江見の辺りから濁りが強くなるのも気になる。
その辺の事もふまえ、ひいては勝浦に依存しないアジングを目指す。
調査員誕生ということで、記念撮影をし、レッツゴー!
まずは千倉から直ぐのW港。
港内が大きなワンド状になっていて、水深は結構有りそう。顔見知りのカゴ師に千倉近辺で鰺を、と訊くと、まずここを勧められる。投げてみた感じ、ボトムは藻?なのかな…。
このエリアは前から思ってたんだが、海水の濁りが強い。釣り雑誌等にクロダイのポイントとして紹介されているのはその影響か。
因みにテトラ先端まで降りて行くのはそんなに大変ではないが、外洋に面しているのでちょっとしたうねりでも有れば危険を伴う。
今日は朝マズメ時の荒天が嘘のように穏やかなので水辺ギリギリまで行ってみる。
秋口にはカマスが入れ食いになる?という情報なんだが、今日は30分位やって反応無し。周りに灯りはまるで無いのだが、夜、潮位の高い穏やかな時に、月明かりを頼りにテトラを降りてという助言なので、引き続き要調査。今日はこれ位で勘弁しといてやろう。
続いて有力な情報を元に向かったのがF港近くのテトラ帯。
すぐ近くに雑誌等に良く紹介される有名ポイントがあるのだが、地元の方に聞くと「そこは余所から来た人がやるとこ。地元の人はこっちだよ。」とのこと。
ここは地形的に内湾と言える場所なので、多少のうねりにも強そう。しかしテトラはあまり他に見ない形をしていて、少々登り降りに注意が必要か。
水際まで降りてみると、想像よりだいぶ浅いようだ。中潮の下げ始め位のハズだから、結構シャロー。そして目で見て確認できる場所にかなり藻場が点在しているので、ここをルアーで攻めるのは根掛かりとの戦いにもなりそうだ。周りに釣り人無し、うねり無し、風自分の右手から少々。
とりあえず1.2gにサンスンUVクリアをキャスト。根掛かりさせないように、藻場のスリットを引いてくるイメージでリトリーブすると、いきなり竿をひったくられるようなアタリがあった!
道糸出っぱなし、ドラグ鳴りまくり、ロッド曲がりまくりで、とにかくこれが鰺なら50cm越えか?って感じの引きで、かなり時間かけて寄せてくると水面にギラッと反転する魚体が…。
チヌキタ~(☆。☆)
しかもかなりのサイズ。捕れるか?と思った瞬間、再び走り出してテトラの向こう側へ行こうとする。そっちは根だし、行かれたらもう無理!とドラグを締めた瞬間、プツン…。
行っちゃった…手の震えが止まんねー…煙草二本、吸い終わるまで立ち直れなかった…。
気を取り直して再びキャスト、小さなアタリがあり、釣れてきたのは、
ムツっ子?
そしてしばらくキャストを繰り返すと、
アジキター(ノ^^)ノ
昨日今日的にはなかなかのサイズ。その後数匹掛けるが、足元でバラしを連発、制限時間いっぱいなんで納竿。
この場所はいいかも、こんな浅いとこでも鰺が回ってくるんだねーと逆に勉強になった。テトラ帯の脇には街灯もあり、ナイトでの調査も期待大だ。
朝釣れた鰺とあわせて刺身を夕飯に食べたが、やはり朝の鰺の方が美味かった。夕方釣ったのはまだ身が硬い。
今週末は、貧果だったもの、やり尽くした!