●4日目(6/18水)
この日は弟子屈町からスタート。美幌峠にある道の駅の弟子屈町側で0802jから運用開始。0952jまでの約2h運用してRTTY105Q、CW91Qの合計196Qだった。毎日、朝から各局からコールをいただき嬉しい限りだ。10j頃になると駐車場がかなり混んできたので、途切れたタイミングはちょうどよかった感じだった。そこそこ標高もある峠にいるのにこの日も朝から暑かった。

弟子屈町終了後は標茶町に向かったが、途中でアドブルーの残り2000kmの警告表示が出たため、入れずに自宅まで帰れるか微妙な感じとなったが、とりあえず給油だけしてアドブルーの補給は見合わせた。標茶町に到着し運用開始。(上の写真) 1118j-1245jの約1.5h運用し、RTTY82Q、CW84Qの合計166Qで終了した。運用を終了して車外出るとえらい暑い、外気温は30度だった。おいおい、まだ6月というのにJA8で30度はないやろ、と思いまながら、アンテナを撤収した。

その後はこの日3発目の鶴居村まで突っ走ったが、依然として暑かった。昨年7月に家族旅行でJA8に行ったときには38度くらいまで上がったし、近年のJA8の暑さは本州並みのようだ。もし避暑のためにJA8に来る場合、道北まで行かないと目的は達成できないと思わせる。鶴居村では1343j-1548jの2h強運用し、RTTY101Q、CW169Qの合計270Qとなった。このうち18Cが62Qと突出したのは、Jクラにでも乗ったかも知れない。

鶴居村終了後は、宿泊予定地の釧路市(旧阿寒町)のRVパークに向かった。RVパークにチェックインする前に、ホムセンがあったので立ち寄ってアドブルーを探したが残念ながら置いてなかった。帰宅後に気づいたんだが、ホムセンならビニール線くらい置いているはずなので、延長用に10mくらい購入すればよかったなと。(もしビニール線が置いてなくても針金なら確実に置いてあったと思われる)

RVパークに到着してチェックイン。ここのRVパークは温泉があるだけでなく、RVパーク宿泊者は温泉無料。さらに生ビール引換券ももらえた。ACも使い放題で2k円とは安すぎないか。前の晩の温泉は露天風呂が無かったが、ここには露天風呂もあったので、ゆっくり楽しんだ。なお、ここのRVパークは道の駅併設なので、無料である道の駅の駐車スペースで車中泊する車両の方が圧倒的に多く、9:1位な感じだった。しかし2k払えば、2台分のスペースを占有でき、車外でイス&テーブルは展開できるし、ACは使えるし、温泉にも入れるし、ビールもついているし、ゴミはゴミ出し専用袋がもらえて、RVパーク宿泊者専用(鍵付き)ゴミ置き場に出せるしで、満足度は高かった。

温泉から出たあとは、アンテナを展開。まずは 5mのLWで運用。駐車スペースの関係で日が完全に暮れてからLWを延長して、前の晩同様に5m+12mの17m長で運用。展開中に虫に2箇所刺され、運用中にかなり腫れてきてかゆいのなんの。ただしコンディションの方は好調で1834j-2152jの3h強運用してRTTY152Q、CW150Qで合計302Qとなった。またこの日の合計はRTTY440Q、CW494Qの計934Qで、運用した6日間での最多QSO数となった。なお、1R8はRTTYとCW合わせて5Qだけで、相手は全て道内の局だった。




●3日目(6/17火)
朝7時頃に起きてトイレに行こうと思ったら、ワイパーにチラシか何かが挟んであるのが見えた。土産物屋の割引券か何かかなと思って、車から出て回収したら、前の晩野付半島灯台から運用した際に、1R8R-50RのRTTYとCWもお相手いただいた、隣町標津町のKQS局から(時間があればぜひお立ち寄りくださいとの)メッセージだった。電話してみたところウェルカムということで、この日の一発目の運用は標津町を予定していたので、朝からお邪魔することにした。しかしよく当局の車両を見つけてくれたもんだ。この道の駅で泊まるとはどこにも公表していなかったし。(RVパークで泊まらなくて良かった)

トイレと朝食を済ました後、熊谷牧場まで突っ走り15-20分くらいで到着した。まずは別棟になっていたシャックを見せてもらい、その後OMの固定アンテナを借りてオンエアすることになり、同軸3本を車内に引き込んでもらった。ついでにACもコードリールで引き込んでもらった。アンテナは、7Mが2エレ、10/18/24と14/21/28がRDPで全て同調しているし地上高もあるので、ここまで運用してきたATU+LWとは飛びが全然違ったのは言うまでもない。移動運用ではなくレンタルシャックから運用といった感じになった。

0809J-1002Jの約2時間の運用でRTTY122Q、CW42Qの合計164Qという結果だった。土日でもなく平日の午前中にRTTYだけで122Qも行くとはさすが同調アンテナである。その後はKQS局と小一時間歓談し、そこら辺のことを色々と教えていただいた。牧場だけあって広大な敷地で135kHz帯のフルサイズDP(長さ約1100m)ですら張れそうな感じだった。

標津町出発後は清里町に向かった。北海道の地方によくある長い直線道路で快適にドライブできた。たまたま見晴らし良い駐車場があったのでは、そこで運用することにした。後で調べたら、上の写真で山頂付近に残雪のある山は斜里岳だった。ここで初めて、修復した竿単体を垂直に伸ばして運用した。当然ながら飛びは折れる前と変化なかったが、修復箇所が竿の中に収納できないので、伸縮時の長さが60cmくらいから100cmくらいになってしまったことと、修復箇所を気にかけながら収納する必要が生じたのが少々痛かった。清里町では1235j-1410jの約1.5h運用して、RTTY91Q、CW78Qの合計169Qとなった。

その後、この日3拠点目の小清水町に向かったが、またまた道路脇に程よいパーキングがありそこで運用した。JA8の地方部では道路脇に休憩スペース(駐車場)が多々設けてあるので、運用場所にあまり困ることはない様だ。小清水町では1433j-1632jの約2h運用し、RTTY102Q、CW100Qの合計202Qで終了。途中、セコマで食料などを買い込んでこの日の宿泊地である美幌町のRVパークに向かった。

ここのRVパークは温泉が付設しており、別料金を支払うことで入浴することができた。まずは温泉でさっぱりした後アンテナを展開したが、昨晩野付灯台で使用した20mの延長ワイヤーが見つけられない。かなり探したが車内のどこにもなく、ここで昨晩野付灯台(の駐車場)に置き忘れてきたことが確定、かなりショックだった。それでも予備の12m延長ワイヤーは積んできたので、これを接続して5m+12m=17mのLWとして、1R8で本州まで飛ばすにはちと短いが運用することは可能だった。

この日もRVパークなのでAC100Vが使え、車載バッテリーを使用する必要なく、夜になったらエアコンは不要なので、車のエンジンを切って静かに運用することできた。1910j-2147jの約2.5h運用して、RTTY152Q、CW117Qの合計270Qだった。しかし、前の晩と比べてLWが8mも短いのは致命的で、1R8の飛びが極端に悪くなり、1R8ではRTTYで3Q、CWで4Qの合計7Qしかできず、20m延長ワイヤーを置き忘れて来てしまったことをかなり後悔した。

この日のRVパークは5台分のスペースが満車で、予約しておいて良かった。道の駅での車中泊と比べると使用料金は発生するものの、RVパークはたいがいどこでも占有スペースが2台分くらいはあって車外にテープルやイスを出して食事をすることもできるし、ドア開閉時には隣を気にする必要が無し、ACは使えるしで、料金を支払った価値はあった。





●2日目(6/16月)
6時くらいに起床し朝食後歯磨きして移動開始。前夜宿泊した釧路町のRVパークは基本無人で、チェックアウト時は管理者への連絡不要でそのまま出発する方式とのことだった。また、シャワールームのある管理棟はもともと人が居住していた感じで十分な広さがあり、自由に使っても良いとのことだったので、布団はおいて無かったが寝袋を持っていって管理棟の中での宿泊も可能な様子だった。

2日目の1拠点目は厚岸町。道中、小中学生が通学していくのを見て平日であることを実感した。予定していたパーキングに到着しアンテナを展開。朝から快晴で気持ちが良い。近くに駐車したハイカー(自撮りしていたのでYoutuber?)が熊鈴を鳴らして森に入っていったが、そういえばOSO18が駆除されたのは厚岸町だった記憶がある。0815jに運用スタート。RTTY 1週目はEsが薄かったが、2周目は28Mも開いて2日目も高調でスタート。平日なので日中は各拠点でのQSO目標数を100に定めて運用した。約1.5hの運用でEsのおかげでRTTY67Q、CW45Qで合計112Qとなり、0947jに運用を終了したが、平日なのに朝からたくさん呼んでもらえ、とても嬉しかった。

2拠点目は浜中町。途中で給油して軽油は満タンにしたが、前日の移動途中でアドブルーがあと3000kmで無くなるという表示が出ていたのが少し気になった。というのは自宅まで帰る全工程でも走行距離だけならば2000kmはないと思うが、毎日エンジン回しっぱなしで運用を続けた場合、アドブルーが途中で枯渇する可能性があるからだ。

運用予定地の霧多布岬に到着すると、さすがその名の通り霧が発生しており見通しが悪い。駐車場には「ラッコ生息地につきドローンの飛行はご遠慮願います」という看板があり、ここにはラッコが生息しているのかと初めて知った。しかし霧が濃くて海面は全く見えなかった。1038jから運用を始めRTTY2周、CW1周して1213jに終了、結果はRTTY49Q、CW58Qの合計107Qだった。運用中にどんどん霧が晴れていき、観光者が海面の方を見ていることが分かったので、アンテナ撤収後に当局も海面を見てみたところ、野生のラッコが2匹いるのが確認できた。かなり遠かったが、1匹はぐるぐる回り、もう1匹は腹を上にしてプカプカ浮いていた。初めて見る野生のラッコに感動したことは間違いない。


【トラブル2】
浜中町終了後は根室市に向けて出発。途中喉が乾いたので、道端にあったコカ・コーラの自販機に現金200円を投入し、180円で販売していたペットボトルのカフェオレのボタンを押したところ、釣り銭の20円はすぐに出てきたが、肝心なカフェオレが出て来こない。そもそも出てくるような音もしなかったので怪しいとは思ったが、商品が内部で引っかかっているのかも知れないと自販機を揺すってみたが何ら効果がなかった。さすがに頭にきて自販機に蹴りを入れてみたところ足首を痛めてしまった。結局、カフェオレは出てこず180円を自販機に飲み込まれて足首まで痛めたが、その自販機には連絡先の表示もなく、周りに人影もなかったので泣く泣く諦めた。180円を損したことより、(釣り銭分だけ返すという)自販機のソフトウェアに馬鹿にされた事態のほうが悔しかった。

その後、今度はコークオンペイにも対応したコカ・コーラの自販機を発見し、まさかとは思うが、再度現金を搾取されることは避けたいので、スタンプをためて獲得したコークオンのドリンクチケットでカフェオレを購入したところ、今度はちゃんと出てきてやっと喉を潤すことができた。根室市に入り、路肩にあるの無料駐車場を探しながら走行したが、これがまた全然なく、走行を続けるうちに別海町に入ってしまったので、Uターンして根室市に戻り、国道から外れてやっと駐車スペースを見つけて運用を開始した。1334j-1513jの約100分運用し、RTTY80Q、CW91Qの合計171Qで終了した。

【トラブル3】
次の拠点は別海町で、数週間前にテレビ番組で見てぜひ訪問したいと思っていた野付半島からの運用を予定しており、これがとても楽しみだった。そんなわけで気がはやり、5mの釣り竿をルーフの上から伸ばしたまま車を発進させてしまい、バンッと音がして我に返った。路肩に車を駐め車外に出てみると釣り竿が道路標識に接触して、上から4段目でポッキリ折れていた。対応は後で考えることとして、釣り竿を畳んで別海町に向かったが、やってもうた。これは10数年前に長野県の売木村で同じ失敗を犯して以来の2回目だった。

また予備の3m竿はあるし、おそらく修理できるので、あまりショックは受けずに別海町に向かいまずは町内の温泉に浸かった。これがまたワイルドな露天風呂のある温泉で料金も安くとても良かった。温泉を出てからセコマで食料を調達し、いよいよ野付半島に進入した。ちょうど日没に近く、鶴や鹿などもウロウロしており、テレビ番組見たのと同じダイナミックな風景を見ることができてまた感動した。

運用予定だった野付灯台近くの駐車場に到着し、まずはアンテナの修理を試みた。はじめは割り箸一組(2本)を添え木にしてビニテでぐるぐる巻きにして破損箇所を修復したが、20mの延長ワイヤーを取り付けて横に引っ張ったところまたポッキリといってしまった。割り箸2本では弱すぎたようだ。次は割り箸三組6本で、竿の周りを固めて、再度ビニテでぐるぐる巻きにしたところ、今度は行けた。


1804jから運用開始、2105jまでの約3時間運用し、RTTY145Q、CW136Qの合計281Qで終了。全長25mのワイヤーなので、1R8Rでも本州まで飛んでいき満足行く結果だった。しかし、25mのワイヤーで出られたのはこれが最初で最後になってしまった。(初日の釧路町ではワイヤーをATUにつなぎ忘れたし)

【トラブル4】
以後毎晩1R8Rで運用できるわといい気になり、アンテナ撤収後、巻き取った延長ワイヤーを駐車場に置き忘れて発進してしまったのだ(もちろん竿の方は車内に撤収)。これに気づいたのが翌日の夕方、美幌町のRVパークでの設営時だったから、野付灯台まで取りに戻るのは現実的ではなく、諦めざるをえなかった。

撤収完了後は別海町内の道の駅に移動し車中泊。近くにRVパークはあったが、高価でかつ温泉も付設していなかったのでパスした。あとで考えたら、野付灯台の駐車場にはトイレもあったし、そこで車中泊すれば延長ワイヤーを忘れることも無かったと思われたが、道の駅に移動して車中泊したのは結果的に正解だった。

2日目の結果はRTTY341Q、CW330Qの合計671Qで、日曜日だった1日目より多かった。





●初日(6/15日)
初日の1拠点目は広尾町で運用を予定しており、前夜泊まった新冠町の道の駅を出発したが、朝6時頃に起きたら同業者の車はいなくなっており、結局挨拶することはできなった。この日の朝一の移動が予想以上に距離があって時間もかかり目測を誤った。JA8は広い。後で思えば、前夜に浦河町まで移動しておくべきだったと少々後悔した。

それでも0820j頃にあらかじめ目星を付けておいた広尾町内のパーキングに到着し、Es出てるかなと期待しながら0829jから運用開始。RTTYで10Mからアップした。この日は日曜日で、運用予定の6日間の中で唯一の休日だったこともり、各局から早々に呼んで頂き順次QSYアップ、28MまでアップしたらJA1までEsでちゃんと開いており端からウハウハ状態だった。2周目も10Mからアップ、その後CWにスイッチして28Mから10MまでQSYダウンし、RTTY63Q、CW51Qの合計114Qで広尾町の運用を終了した。

広尾町終了後は浦幌町に移動。R336を2009年にレンタカーで移動運用した時と逆方向に走行したが、道中の風景は16年とはあまり変わっていない様に感じた。浦幌町では漁港近くで運用。1126jから運用を開始。まずはRTTYで10Mから28MまでQSYアップ。2周目も10Mから28MまでQSYアップし、その後CWで28Mから14MまでQSYダウンして1330j運用終了。RTTY76Q、CW106Qの合計182Qとなり広尾町よりたくさんできた。

トイレを借りた後に白糠町に向けて出発。それまでは晴れていたのだが、道中に雲行きが怪しくなり、白糠町につく頃には。ぽつりぽつりと降り出してきた。白糠町では予定していたパーキングに達する前に、広いバーキングを発見したのでそこで運用(トップの写真)。雨の中での運用となり、それに伴ってか伴っていないかは不明だが、Esが少し薄くなりRTTY2周とCWともに21M止まりとなってしまった。15jを回ったのでCWでは7Mも運用しRTTY85Q、CW62Qの合計147Qで終了。雨の中ANTを畳み、この日の最終運用拠点である釧路町に向かった。

途中、白糠町内のツルハで食料と飲料を調達し、2009年には無かった釧路市内をパイパスできるR38と北海道横断自動車道の無料区間を利用し、釧路町内のRVパーク昆布森番屋に到着した。この日はここで車中泊予定で、RVパークなのでAC電源を使用できるため、運用で減ったバッテリーを充電する予定だったが、日中はエアコン無しの運用は困難なくらい暑かったので、結局ここまでの3拠点はすべてエンジンかけっぱなしで運用したため、サブサブとして積んでいたディープサイクルバッテリーは全く使用しておらず、充電する必要がなかった。

ちなみに、この日のここのRVパークでの宿泊は当方の車両1台だけだったので、好きなように駐車して使って良いと言われ、他人に気を使うことなく、LWを延長することができたが...

このRVパークには温泉施設はなかったものの温水シャワーが使用できたのでシャワーを浴びてさっぱりした後に運用開始。日も暮れて涼しくなってきたのでエアコンは不要でエンジンは回さず、RVパークのAC100Vを使用して静かに運用した。Esはさらに薄くなり、18Mより上は西日本限定のパスとなったが、日が暮れて3R5Mも開いたので局数はできた。2047jまでの運用はRTTY、CWとも釣り竿に添わせた5mのLWで運用したが、最後に20mの延長ワイヤーを接続して、アンテナ長を25mとしまずはRTTYの1R8に挑んだ。

しかし、どれだけCQを出しても1局もQSOできない。SWRはATUで1.0近くまで落ちてている。こんなはずじゃないと3R5MにQSYするも0Q。理由がわからないまま7MにQSYすると、KQS局ができたので、アンテナが動作していることは確認できたが、あとが全く続かない。しばらく7Mで粘ったが、その後はまったくできないので、ここでギブアップしてLW延長後にCWをやることなく、運用を終了した。

【トラブル1】
雨の中、せっかく延長したLWの効果がなく、無念の中でLW延長ワイヤーを外したところ、なんと、LWの根本がATUに接続できていなかったことが判明し愕然とした。つまり、ATUの碍子部分にある、ジョイント用の長さわずか3-4cm程度のギボシ付きケーブルで送信していた訳だった。こんな3-4cm程度のワイヤーで1.8Mが同調できるATU(アイコムAH-730)の性能に驚いたとともに、3-4cm程度のエレメントで7M RTTYで1局QSOできた事実に再度驚いたわけである。

しかしもう、LW延長ワイヤーは巻取り済みで、体は雨に濡れていたので、(もし晴れだったのならばリベンジしたと思うが)、再度ワイヤーを展開する気力はなく、ここでこの日の運用は終了とさせていただいた。RTTY101Q、CW82Qの合計183Qだった。こんな訳でこの日1R8Rをワッチしていただいた各局には深くお詫びいたします。

RTTY、CWとも各局が呼び慣れていらっしゃるので、非常にスムーズに運用でき、初日の結果はRTTY325Q、CW301Qの合計626Qだった。



●出発(6/13金)
仕事を終え夕飯を食べてから19j頃に自宅を出発して敦賀に向かう。香芝IC~敦賀ICまですべて高速を利用したので、2130j頃には敦賀に着いた。この日の晩の飲料、翌日の朝飯や昼飯をファミマで調達後に、乗船待機エリアに移動。50番目くらいだったか。乗船開始の23j頃まで待機する必要があったが、PCを積んでいるので大画面でYoutubeなどを楽しんでいたらすぐに乗船時間になった。

乗船チケットはスマホで表示するQRコードになっており非常にスムーズ。乗船後は、即風呂に行き、露天風呂から出港後の夜景を眺めながらゆっくり浸かり、一人乾杯した後01j頃に就寝。

●前日(6/14土)
今回は初めて個室を購入した。これまでの新日本海フェリーの利用は、最安価な8人部屋(車で乗船時に付属しているチケット)を利用していたが、今回は職場仲間の勧めもありGoGo割という55歳以上が利用できる割引を利用したところ、往復でプラス2万円くらいで個室(和室)が利用できた。個室だとトイレと洗面所が付いているし、またテーブルでパソコンが利用できるし、荷物を出しっぱ、パソコンもつけっぱで部屋から出ていっても問題ないので、極めて快適だった。



ちなみに、ネットが繋がる時間は航路全体の2/3くらいだった。(用意したAU、ソフトバンク、楽天の3SIMのどれか1つ、もしくは船内WiFi経由でネットにつながった時間) なお、部屋のキーはスマホで表示した乗船用QRコードだった。したがって万一スマホを部屋に置き忘れて、部屋から出てしまうと面倒なことになりそうだ。

1日中船に乗っているのであまりやることもないが、ネットに繋がるPCと衛星放送が受信できるテレビが部屋にあるので、畳の上でゴロゴロしながらあまり退屈しないで1日過ごし、夕飯だけは船のレストランで食べ、風呂に入り、部屋の片付けをして下船準備完了。

2030に厚真町の苫小牧東港に着岸し、下船できたのは2100j頃だったか。そのまま車中泊予定地の新冠町の道の駅(サラブレッドロード新冠)まで突っ走った。途中セコマで食料と飲料を調達して道の駅に着くと、同業者と思われる車両を発見。本州のナンバーでHF用を含むモビホを3-4本付けており本格的に運用している様子。こちらのセットアップが済んでから各バンドワッチみたが、同業者はその時間にはもう運用していなかった。

とりあえずセットアップが済んだので、 ピロピロNOWで告知してからテスト運用を行ったところ、MPR局が反応してくれ、10/7/3R5の3バンドでQSO完了。装備が問題なく稼働していることが確認できたので、試運用は3Qで運用終了。翌朝、同業者にうまくEBできたら挨拶しようと思いながら就寝した。