に2021年以来4年ぶりに参戦しました。

実はコンテスト初日日中の別件移動運用で、中腰でポタ電をハイエースに積み込んだ際に腰に激痛が走って、軽度のギックリ腰となってしまい、奈良コンへのフル参戦は不可能な見通しだったところが、腰痛のために帰宅が早まってフル参戦が可能になりました。

なお、今年の参戦は、新しいロギングソフトを試用する目的が大きかったのですが、4年前と比べると局数の減少がかなり感じられ、後半は修行の時間が長く続きました。お相手いただきました各局ありがとうございました。

上の画像のスコアはマルチバンド計算となっていますが、ログは5バンドに分けてすでに提出しました。

●5日目(6/19木)
この日は朝から長距離移動を予定していたため、いつもより少し早く06j頃に起床した。一発目は足寄町を予定していたため、道東自動車道に阿寒ICから乗って足寄ICで降りる予定にしていたところ、カーナビが本別JCTでの分岐前の本別ICで降りるように促していた。案内標識板には「足寄方面へは行けません」と書かれていたので、そういうJCTなのと納得し、本別ICで下りて地道を足寄に向かった。まあ10-15分くらいのロスだろう。

道中、アドブルーの残りが1500km分になったと警告表示が出た。あと2日間8拠点での運用が残っており、エンジンかけっぱで運用した場合、いよいよ自宅まで持つか際どくなってきたたため、道内のスタントで補給することにに決めた。

足寄に着き、市の中心部にある道の駅で運用。0805j-0957jの約2h運用して、RTTY110Q、CW106Qの合計216Qで終了した。終了後ANTを畳んでいたら、地元のFDX局から声をかけていただき名刺交換させていただいたので、路肩Pではなく道の駅で運用したのは正解だったかも知れない。運用後は道の駅Pを使わせていただいたのでソフトクリームを購入した。

10jを回ったので、町内のスタンドも開いている時間となり、給油を兼ねて1件目のスタンドに入ったが、アドブルーは20L売りのみと言われ断念。こちらのタンクは10Lちょいで満タンだからだ。(残り1000kmを切った程度で10Lを入れるとちょうどよい) 2件目のスタンドでは、アドブルーは量り売りしていると言われ、軽油満タンとアドブルー5Lを入れてもらった。これで煩わしい警告表示も消えて安心となった。

この日2発目は上士幌町。町営の公園駐車場で運用したが、どんどん暑くなってきてこの日も30度に迫ってきた。1120j-1243jの約1.5h運用し、RTTY72Q、CW80Qの合計152Qで終了した。公園トイレを借りた後、鹿追町に向かった。鹿追町でも公園駐車場で運用。外気温が30度に達した。エアコン無しでは熱中症になりそうな暑さだ。1333j-1516jの約1.5h運用し、RTTY92Q、CW126Qの合計218Qだった。平日の日中の運用にも関わらず、連日、多数呼んでいただき、相手局には本当に感謝だ。

鹿追町終了後はこの日の宿泊地である新得町に向かった。この日はRVパークではなく、AC電源付きのオートキャンプサイトで宿泊した。このキャンプサイトは、冬季に4回ほど利用したことのあるホテルに隣接しているサイトで、近所のスーパー、コンビニ、飯屋などはほぼ把握しているところなので、先にスーパーで買い物をしてからサイトに向かい、到着後はまず温泉(別料金)に浸かった。また、RVパークではなくキャンプサイトなので、占有スペースが十分あり、JA8に来て初めてタープを展開し、折りたたみテープルも出して車外で夕飯を食べた。


【トラブル5】
夕飯後にアンテナを展開したが、5m竿に沿わしたLWの先に、延長用の12mのワイヤーを接続しようとしたところ、ギボシの根本でビニール線(0.75SQ)が断線してしまった。予備のギボシ+カシメとか、はんだごては持ってきていない。もう片方(5m側)のギボシも切断して、両方のビニール被覆を剥き、ビニテで補修するてもあったが、5m側のギボシを切断した場合、ビニール線部分が2cm弱くらいしかなく、ここで剥いてしまうともう新しいギボシは付けられない(正確にはギボシカバーが付けられない)ことになるため、LWの延長予定はここの新得町がラストだったし延長は諦めることにした。

夕飯を食べてから運用開始、1818j-2109jの約3h運用して、RTTY152Q、CW161Qの合計313Qで終了。LWを延長しない状態での1R8は、RTTYがKQS局のみ、CWがKQS局とDOL局の2Q。三重県のDOL局の耳にはホンマに驚いた。他に誰も本州から呼んでいただけない中、えっホンマに三重まで届いてるのと驚いた。この日の合計はRTTY473Q、CW426Qの合計899Qだった。平日というのにたくさん呼んでもらえてホンマ楽しすぎるわ。




にブルーマウンテンから電信オンリーで参戦しました。

日曜日の朝0830j頃に伊賀ベースを出発し、運用は1000j頃-1200j頃の概ね2hでしたが、猛暑の中、設営と撤収で疲労困憊、さすがに老体に堪えました。結果は画像のとおり(得点を2倍する前)。

六甲南のJL3ZPOビーコン(5600M)がRST539くらいで聞こえましたので、ロケは悪くありませんでしたが、上の方にはあまり相手がおらず、905単体で出られる各バンドに適当に出て終了としました。10.1Gにも出ましたが相手はおらず、六甲南のビーコンも聞こえませんでした。(配線間違えた?)

ブルーマウンテンではそこらじゅうにANTが建っていましたが、運用中に抑圧を受けることは一切ありませんでしたので、皆様、局数を稼げるHFを中心に運用されていたことと思われます。

13時過ぎには伊賀ベースに戻り、軽く昼寝した後、5曲ほど熱唱してから帰宅しました。皆様、暑い中、お疲れさまでした。



●4日目(6/18水)
この日は弟子屈町からスタート。美幌峠にある道の駅の弟子屈町側で0802jから運用開始。0952jまでの約2h運用してRTTY105Q、CW91Qの合計196Qだった。毎日、朝から各局からコールをいただき嬉しい限りだ。10j頃になると駐車場がかなり混んできたので、途切れたタイミングはちょうどよかった感じだった。そこそこ標高もある峠にいるのにこの日も朝から暑かった。

弟子屈町終了後は標茶町に向かったが、途中でアドブルーの残り2000kmの警告表示が出たため、入れずに自宅まで帰れるか微妙な感じとなったが、とりあえず給油だけしてアドブルーの補給は見合わせた。標茶町に到着し運用開始。(上の写真) 1118j-1245jの約1.5h運用し、RTTY82Q、CW84Qの合計166Qで終了した。運用を終了して車外出るとえらい暑い、外気温は30度だった。おいおい、まだ6月というのにJA8で30度はないやろ、と思いまながら、アンテナを撤収した。

その後はこの日3発目の鶴居村まで突っ走ったが、依然として暑かった。昨年7月に家族旅行でJA8に行ったときには38度くらいまで上がったし、近年のJA8の暑さは本州並みのようだ。もし避暑のためにJA8に来る場合、道北まで行かないと目的は達成できないと思わせる。鶴居村では1343j-1548jの2h強運用し、RTTY101Q、CW169Qの合計270Qとなった。このうち18Cが62Qと突出したのは、Jクラにでも乗ったかも知れない。

鶴居村終了後は、宿泊予定地の釧路市(旧阿寒町)のRVパークに向かった。RVパークにチェックインする前に、ホムセンがあったので立ち寄ってアドブルーを探したが残念ながら置いてなかった。帰宅後に気づいたんだが、ホムセンならビニール線くらい置いているはずなので、延長用に10mくらい購入すればよかったなと。(もしビニール線が置いてなくても針金なら確実に置いてあったと思われる)

RVパークに到着してチェックイン。ここのRVパークは温泉があるだけでなく、RVパーク宿泊者は温泉無料。さらに生ビール引換券ももらえた。ACも使い放題で2k円とは安すぎないか。前の晩の温泉は露天風呂が無かったが、ここには露天風呂もあったので、ゆっくり楽しんだ。なお、ここのRVパークは道の駅併設なので、無料である道の駅の駐車スペースで車中泊する車両の方が圧倒的に多く、9:1位な感じだった。しかし2k払えば、2台分のスペースを占有でき、車外でイス&テーブルは展開できるし、ACは使えるし、温泉にも入れるし、ビールもついているし、ゴミはゴミ出し専用袋がもらえて、RVパーク宿泊者専用(鍵付き)ゴミ置き場に出せるしで、満足度は高かった。

温泉から出たあとは、アンテナを展開。まずは 5mのLWで運用。駐車スペースの関係で日が完全に暮れてからLWを延長して、前の晩同様に5m+12mの17m長で運用。展開中に虫に2箇所刺され、運用中にかなり腫れてきてかゆいのなんの。ただしコンディションの方は好調で1834j-2152jの3h強運用してRTTY152Q、CW150Qで合計302Qとなった。またこの日の合計はRTTY440Q、CW494Qの計934Qで、運用した6日間での最多QSO数となった。なお、1R8はRTTYとCW合わせて5Qだけで、相手は全て道内の局だった。




●3日目(6/17火)
朝7時頃に起きてトイレに行こうと思ったら、ワイパーにチラシか何かが挟んであるのが見えた。土産物屋の割引券か何かかなと思って、車から出て回収したら、前の晩野付半島灯台から運用した際に、1R8R-50RのRTTYとCWもお相手いただいた、隣町標津町のKQS局から(時間があればぜひお立ち寄りくださいとの)メッセージだった。電話してみたところウェルカムということで、この日の一発目の運用は標津町を予定していたので、朝からお邪魔することにした。しかしよく当局の車両を見つけてくれたもんだ。この道の駅で泊まるとはどこにも公表していなかったし。(RVパークで泊まらなくて良かった)

トイレと朝食を済ました後、熊谷牧場まで突っ走り15-20分くらいで到着した。まずは別棟になっていたシャックを見せてもらい、その後OMの固定アンテナを借りてオンエアすることになり、同軸3本を車内に引き込んでもらった。ついでにACもコードリールで引き込んでもらった。アンテナは、7Mが2エレ、10/18/24と14/21/28がRDPで全て同調しているし地上高もあるので、ここまで運用してきたATU+LWとは飛びが全然違ったのは言うまでもない。移動運用ではなくレンタルシャックから運用といった感じになった。

0809J-1002Jの約2時間の運用でRTTY122Q、CW42Qの合計164Qという結果だった。土日でもなく平日の午前中にRTTYだけで122Qも行くとはさすが同調アンテナである。その後はKQS局と小一時間歓談し、そこら辺のことを色々と教えていただいた。牧場だけあって広大な敷地で135kHz帯のフルサイズDP(長さ約1100m)ですら張れそうな感じだった。

標津町出発後は清里町に向かった。北海道の地方によくある長い直線道路で快適にドライブできた。たまたま見晴らし良い駐車場があったのでは、そこで運用することにした。後で調べたら、上の写真で山頂付近に残雪のある山は斜里岳だった。ここで初めて、修復した竿単体を垂直に伸ばして運用した。当然ながら飛びは折れる前と変化なかったが、修復箇所が竿の中に収納できないので、伸縮時の長さが60cmくらいから100cmくらいになってしまったことと、修復箇所を気にかけながら収納する必要が生じたのが少々痛かった。清里町では1235j-1410jの約1.5h運用して、RTTY91Q、CW78Qの合計169Qとなった。

その後、この日3拠点目の小清水町に向かったが、またまた道路脇に程よいパーキングがありそこで運用した。JA8の地方部では道路脇に休憩スペース(駐車場)が多々設けてあるので、運用場所にあまり困ることはない様だ。小清水町では1433j-1632jの約2h運用し、RTTY102Q、CW100Qの合計202Qで終了。途中、セコマで食料などを買い込んでこの日の宿泊地である美幌町のRVパークに向かった。

ここのRVパークは温泉が付設しており、別料金を支払うことで入浴することができた。まずは温泉でさっぱりした後アンテナを展開したが、昨晩野付灯台で使用した20mの延長ワイヤーが見つけられない。かなり探したが車内のどこにもなく、ここで昨晩野付灯台(の駐車場)に置き忘れてきたことが確定、かなりショックだった。それでも予備の12m延長ワイヤーは積んできたので、これを接続して5m+12m=17mのLWとして、1R8で本州まで飛ばすにはちと短いが運用することは可能だった。

この日もRVパークなのでAC100Vが使え、車載バッテリーを使用する必要なく、夜になったらエアコンは不要なので、車のエンジンを切って静かに運用することできた。1910j-2147jの約2.5h運用して、RTTY152Q、CW117Qの合計270Qだった。しかし、前の晩と比べてLWが8mも短いのは致命的で、1R8の飛びが極端に悪くなり、1R8ではRTTYで3Q、CWで4Qの合計7Qしかできず、20m延長ワイヤーを置き忘れて来てしまったことをかなり後悔した。

この日のRVパークは5台分のスペースが満車で、予約しておいて良かった。道の駅での車中泊と比べると使用料金は発生するものの、RVパークはたいがいどこでも占有スペースが2台分くらいはあって車外にテープルやイスを出して食事をすることもできるし、ドア開閉時には隣を気にする必要が無し、ACは使えるしで、料金を支払った価値はあった。