購入後約30年間使用しているオートアンテナチューナーAH3だが、6月の兵庫RTTYの際に、コントロールケーブル引き込み口の樹脂パーツ(ピンクの矢印の部分)が割れてしまい、(電気的動作は問題ないが)、カパカパになって防水できなくなったため、部品を取り寄せて交換した。また同軸引き込み口側の同じパーツも、時間の問題で近年に割れると思われるため、同時に交換しておいた。

また、同じ移動運用の時に、中継用のショート同軸に使用しているMJコネクタも割れてしまった(ピンクの円部分)ので、こちらは同軸ごと交換した。この割れも上手く接触させておけば運用はできたので、事なきを得ていたものだ。

これで当分大丈夫だろう。ちなみに、樹脂パーツは現行のAH4との共通部品なので、AH4が生産されている限り、急いで確保する必要はないだろう。ただし、防水用のパッキンゴムは、AH3純正の黒色のものは廃品なので、AH4純正の白色のものに変更になるが、色が異なるだけでサイズは同じなので、今のところ入手に問題はない。

なお、当方はゴムパッキンも交換したが、30年経過後もあまり劣化しておらず、ちゃんとゴムの役目は果たしているように見えるので、樹脂パーツが破損しただけなら、状況によってはゴムパッキンは必ずしも交換する必要はないと考えられる。

●ご注意
当局が30年間使用とは言っても、かつて屋外で使用していた際には、(夜間チューニング時の騒音防止のために)、厚めのウレタンスポンジでAH3全体を包み、それをさらに大きいプラケースに入れていたので、風雨にされされることは無かった。直近10年間は移動運用で使用しているが、運用時だけは屋外で直接風雨にさらされているものの、ほとんどは屋内で保管しているという状況です。(こんな状況だから30年経過してもゴムの劣化が少ないという意味)