病床日記 7日目

入院生活にも慣れてきた。看護師さんは毎日代わり、しかも日勤と夜勤でも代わるので、全然名前が覚えられない。いったいこの病棟には何人の看護師がいるんだと思い始めたら、2周目に入ったのか以前に担当してくれた看護師が担当してくれるようになった。

「患者さんには家族と思って接すること」といった旨のスローガン(?)が掲げられていることもあってか、全員優しいので、移動／運動の制限や、食事の制限はあるものの、今の入院生活に大きな不満はない。

まるまる1週間会社を休んだので、少し心配ではあるが、同僚が完璧にフォローしてくれていると確信している。実はこの土日は九州出張の予定だったが、役目を果たせず関係者の方々にご迷惑をおかけして、大変申し訳ないと思っている。

さて、この日のリハビリメニューは200m2分30秒歩行である。メニューも終盤に来ている。明日も同じリハビリメニューを行ってそれに合格すると、晴れて風呂に入れる様になる見込みだ。

風呂と言えば、ちょうど1週間前、心筋梗塞を発症する直前に入った兵庫県の某温泉のHPで効能を確認したところ、効果のある症状として当方の持病である高血圧症や、当日のスキーによる筋肉痛が挙げられていた一方、浴用を控えなければならない症状として重い心臓病が挙げられていた。入った方が良かったのが、入らなかった方が良かったのかは結局よく分からない。

この日は朝からRコンペの電話が始まったようだ。昨年はフル参戦して自己ベストを更新したことを思い出す。Rコンペ電話はほとんどの年でJARL奈良の支部大会とバッティングしているが、昨年はたまたま1週ずれていたので、久しぶりにフル参戦できたものだ。

そろそろ体がなまってやばいので、この日からストレッチと、軽い筋トレを始めた。ネット検索で見つけた入院時の筋トレを参考にして、脈拍数が上がらない程度にほどほどにこなしている。